友人が結婚4年で挙式を決断した理由
学生時代からの友人Aは、高校を卒業してすぐに結婚・出産し、男の子を出産しました。2年後には私も結婚し、挙式を挙げることに。しかし、Aはそのころ2人目を妊娠していたので出席が難しく、後日お祝いに来てくれました。私の結婚式の写真を見て「うらやましいな~! でもうちは家計に余裕がないから結婚式はできないな」と言っていたのです。
月日は経ち、私にも息子が生まれて育児でバタバタの日々。そんなある日、しばらく連絡を取っていなかったAから「結婚式を挙げることにしたから来て!」と連絡が来ました。突然のことに私はビックリ。ちょうど連絡が来た1週間後に予定が合ったので久しぶりにランチをすることにしました。会って早々Aは私に、「結婚式を挙げることにしたのは、出席者からの会費をちょっと高めに設定すると、黒字になることに気づいたんだよね」と言ってきたのです。そんなことを言ってくるとは予想していなかったので、私は「へぇ……そうなんだ。すごいね!」と返事することしかできませんでした。
出席予定の私にそんな無神経な発言をしてきたAとは、結婚式に出席した後、徐々に距離を置くようになりました。この一件がきっかけにはなりましたが、以前から周りの友だちの悪口を平気で言うなど、価値観が合わないと感じていたのも理由の1つです。この出来事がきっかけに、長年の仲であっても相手の気持ちを考えてから発言しようと心に誓いました。
著者:田中 里奈/20代女性・主婦。20歳で結婚出産を経験し、現在はアラサーの小学生ママ。現在は飲食店でパートをしながら、自宅で子育てコラムなどを執筆中。とにかくゲーマーで夜な夜なゲームをしている。
イラスト:ひのっしー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています