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「車椅子です」花火に沸く人混みで立ち往生。諦めかけたとき事態が急変した理由

大阪・関西万博の夜、車椅子で花火を見に行きました。会場は想像以上の人であふれ、思うように進めず焦る瞬間も。それでも、あの夜の出来事は今も心に残っています。

 

人混みで動けなくなった瞬間

大阪・関西万博の会場で、私は夫に押してもらいながら車椅子で花火の観覧スペースを探していました。やがて夜空に最初の花火が上がると、歓声とともに人が一斉に立ち止まり、私たちの車椅子は人波に囲まれて動けなくなりました。夫も戸惑ったように立ち止まり、私は少し不安な気持ちで辺りを見渡していました。

 

思いがけない助けの声

そのとき、近くにいた人たちが「ここ通ります! 車椅子です、道を開けてください!」と声を掛けてくれたのです。周囲の人たちが次々と道を空けてくれ、私たちは無事に抜け出すことができました。

 

見知らぬ人たちのやさしさに触れ、胸の奥がじんわりと温かくなりました。

 

まとめ

大阪・関西万博の喧騒の中で、見知らぬ人の声にどれほど助けられたか、今も忘れられません。人のやさしさが物理的な困難を乗り越える力になることを教えてくれました。あの夜は、花火よりも心に残る、やさしさに包まれた思い出になりました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:秋色あじさい/60代女性・主婦

イラスト/ほや助

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

 

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