これから夫婦だから、ダブルベッドで…
夫と結婚した当初、新婚生活に期待を膨らませながら、2人で家具選びに出かけました。そのとき、夫から「これから一緒に生活するから、ベッドはダブルベットがいい」という発言がありました。
「これから夫婦なのだし、毎日隣で寝るからダブルベッドにしよう」という夫の提案に対して、私はダブルベット自体は好きだったものの、毎日ダブルベットで寝ると言う生活は抵抗があり、夫の提案を受け入れることができませんでした。
夫の提案を断った理由とは?
夫の提案を受け入れることができなかったのは、過去の私の体験によるものです。私は、生理中に、寝ているとよくシーツを経血で汚してしまうということが過去に何度もありました。
そのため、ダブルベッドにすると、経血で汚れてしまった場合、シーツをはがし、洗濯し、乾かしてまたシーツをつけるという作業がものすごく大変な作業に思えたのです。だから、夫の希望を叶えたいという気持ちもあったものの、提案を受け入れることはできませんでした。
私の主張を受けて
私がダブルベッドを受け入れられない理由を夫は聞くと、「大丈夫だよ、気にしないよ」「洗濯もするよ」と言ってくれました。しかし、それでも私が頑なにダブルベッドに反対したため、夫は私の主張を受け入れてくれることに。その結果、新婚時代から現在もなお、シングルベッド2つを並べて夫婦2人で寝ています。私は夫が私の気持ちを理解してくれたことに感謝しています。
夫とシングルベッド2つを並べて寝るようになってからも、やはり時々、シーツを経血で汚してしまうことが何度かありました。シーツをはがし、洗濯するたびに、「ダブルベッドで寝たくない」という私の希望を叶えてくれた夫のことを今でもありがたく思っています。
著者/nanoka22
イラスト/おんたま
監修/助産師 松田玲子
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