過去に幼稚園教諭をしていた、たまままさん。
幼稚園には、泣いている子、怒っている子、悩んでいる子、黙っている子、お友だちとケンカをした子、たくさんの子どもがいます。
子どもたちの中には、自分の気持ちをじょうずに伝えられない子も……。
そんなとき、子どもたちに共感の気持ちを伝える素敵な言葉に出合いました。
「困っちゃった?」
※訂正:うなづく→うなずく
もしも自分が困ってふさぎ込んでいるときに、
やさしく「困っちゃった?」と声をかけられたら、心がふっと軽くなりそうですね。
「この人は分かってくれている」と感じると、大人でも子どもでも自分の気持ちを自ら話したくなるもの。
特に、まだ幼い子どもたちは自分の気持ちをうまく言葉に表せず、言葉に詰まってしまいがちです。「どうしたの?」と説明を求めるような聞き方よりも、困っていることを聞き出すほうが、子どもたちも言葉にしやすいのかもしれません。
実際に幼稚園でその言葉を使ったまままさんは、「困っちゃった?」と声をかけるほうも、やさしい気持ちになっていることに気づいたそうです。
声をかけた人も、声をかけてもらった人も、どちらの心も助けてくれる魔法のような言葉なのですね。
責められるように感じさせず、自然と話したくなるような「困っちゃった?」という言葉、ぜひ覚えておきたいですね。
先生としてたくさん失敗し、たくさん学んだたまままさんは、子どもたちの気持ちに寄り添う言葉を選びたいと思っているそう。
しかし! 実は自分の子にはまったく実践できていないとぶっちゃける、たまままさん。
最後の1コマに共感しかなく、思わず吹き出してしまいますね。