「どうしてこの服?」プレゼントに違和感
私たちの年3回の帰省に合わせて、義姉は娘の洋服やお菓子を買って待っていてくれます。しかし、その服はいつも男の子向けのデザイン。娘はピンク色のガーリーな服装が好みで、申し訳ないと思いながらも、もらった服を同い年の男の子がいるママ友に譲っていました。
娘が4歳を過ぎたある日、服屋にいる義姉からLINEがあり「娘ちゃんにどうかな?」とスポーティなデザインのTシャツの画像が送られて来たのです。その場で義姉に電話をかけ、思い切って娘好みのピンク色の洋服をリクエストしてみることに。すると、義姉は娘が気に入りそうなピンク色のTシャツを見つけてくれました。そのとき「子どものころ、弟にお下がりできるように男の子っぽい服ばかり着ていて、それからずっとかわいいものを買うのに抵抗があったのよね」と話してくれ、同じく弟がいた私はその言葉に共感。
義姉とは同じ経験を持つもの同士であることがわかり、親近感が湧きました。その後は、洋服を買う前に画像を送って相談してくれるようになり、娘が着たい服とのギャップはなくなりました。娘が喜んで着ている姿を見て義姉も満足そうです。気分を害することなくこちらの気持ちを理解してくれた義姉に感謝し、思いを伝え合うことの大切さを実感しました。
著者:岩本マキ/30代女性・主婦。5歳の娘を育てるママ。寝かしつけ後のお酒とファッションサイトでの買い物がなによりのストレス発散法。しかし、翌日の寝不足状態にいつも後悔してしまうアラフォーママ。
イラスト:yacco
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています