初めての赤ちゃんに何でも心配になる夫
第1子となる長男が生まれ、入院中の私と長男に夫が会いに来てくれたときのこと。夫はそれまで赤ちゃんと接する経験がほとんどなかったこともあり、初めての新生児に右往左往。
私が育児用ミルクをあげていると「ミルク、その飲ませ方で大丈夫?」、赤ちゃんを抱っこしてゆらゆらしていると「揺らしちゃダメだよ!」など、何かと口を出してきました。はじめは私も「助産師さんにきちんと指導してもらったから大丈夫だよ」と穏やかに答え、そんな夫の様子をかわいらしく思っていたのですが……。
心配性すぎる夫にイライラが爆発!
退院して家族3人の暮らしが始まると、夫は積極的に赤ちゃんのお世話をしてくれました。しかし、「なんだかいつもより泣いているけれど大丈夫?」、「目が腫れぼったい気がする……。風邪を引いたかなあ?」など、小さなことでもすぐに心配になる夫。
だんだんと赤ちゃんが泣く時間が増え、睡眠不足で私の疲れも溜まっていく中、毎日続く夫の過度な心配性に「私が一番長男のことわかっているから口出ししないで!」とイライラが爆発。大ゲンカへと発展してしまいました。
夫婦で相談しながら育児をするように
そこで改めて私は夫に、毎日の育児でいっぱいいっぱいの中、あまりに細かく言われるとつらいこと、私のやり方も信頼して尊重してほしいことを伝えました。夫は「ただ心配して言っていただけで、責めるつもりはなかった。追い詰めてしまったならごめん」と謝罪の言葉をくれました。
私自身も「母親の私がやらなきゃ!」と意地になってしまい、自分のやり方で進めてしまっていたなと反省。それからは「今日の服装これで寒くないかな?」など、小さなことでも夫へこまめに相談して、夫婦で協力しながら、2人の子育てのペースを徐々につかんでいきました。
長男が3歳になり、次男も生まれた今では2人ともおおらかな気持ちで子育てができるようになり、このころのことはすっかり夫婦の笑い話になっています。
著者:咲良ゆいか/女性・主婦。3歳と0歳の男の子のママ。北欧風インテリアに関心があり、家づくりや子育て、日々の暮らしについて綴るブログを運営。趣味はカフェめぐり。
作画:うちここ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています