足の裏が痛い!
普段通りに生活をしていたのに、ある日突然左の足の裏に痛みを感じました。見てみると、皮膚の下に何かが入っています。はじめはトゲかと思ったのですが、それにしては長くて細い気が……。取り出せないか指で押すと、少し動いたように感じたのですが出てきませんでした。
我慢できない痛みではなかったので、そのうち出てくるだろうと思い、様子を見ることに。しかし、3日後には痛くて左足を地面に付けることさえできなくなったのです。
針やピンセットでも取れない!
足の裏に何が入っているのかはわからないまま、とりあえずネットで「トゲの抜き方」について調べました。ピンセットやマチ針で取り除く方法から、はちみつや梅干しの皮をあてるなどの真偽不明の民間療法までいろいろ試してみました。しかし、一向に異物は出てこず、痛みは増すばかりだったのです。
そこでようやく皮膚科に行くことを決意。平日は下の子の預け先がないため、土曜診療の病院を探して受診することに。そして診察ベットでうつ伏せになり、先生にようやく異物を取り出してもらえたのでした。
原因は子どもの切りたての髪の毛!
「これが入っていましたよ」と先生が見せてくださったのは、トゲではなく2cmほどの髪の毛でした! 髪質から子どものものであることがわかりました。先生がおっしゃるには、毛が皮膚に刺さるのはよくあることで、美容師さんなどは手の爪の間に入ることもあり、「意外と痛いんだよね~」とのこと。
まさか原因が子どもの髪の毛だったとは……! たしかに足の裏が痛くなった前日、バリカンで子どもの頭を刈ったばかりでした。切ったばかりの毛は先が鋭くて刺さりやすいそうです。私はようやく痛みから解放され、小躍りしたい気分でした。
今回の体験を反省し、子どもの髪を切ったあとは床を掃除機とフロアワイパーで徹底的に掃除することにしています。また、我慢できる痛さだからといって病院に行くのを先延ばしにせず、子連れだとしても早めに行けばよかったと感じました。治療後は痛みもなく普通に歩けて本当にホッとしました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
著者:小川恵子/女性・主婦。5歳と2歳の男の子の母。育児サークルの幹部や習い事、執筆活動など、精力的に育児を楽しんでいる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています