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「良い子に育てないと…」片付けを覚えさせようと必死だった私。思いきって後回しにしたら良い変化が!

少しイヤイヤ期が始まって、片付けてもすぐに散らかす1歳の男の子を育てています。最初は散らかすたびに片付けしなきゃ!のプレッシャーで散らかす後ろから片付けていましたが、それをやめた私の体験談をご紹介します。

1人目育児、頑張らなきゃのプレッシャー

初めての子育てで、良い子に育てないと……というプレッシャーがあった私。「片付けも教えないと!」と思い、まだ大人の言うことなんて半分もわからない1歳の子どもに必死で教えていました。

 

でも、必死に伝えても、半分以上は理解していないことにある日気づいたのです。

 

あれ、私のまねをしているだけだ…

「ないないしよう」といつものように一緒に片付けをしていたのですが、子どもは入れては出しを繰り返していました。そうです、子どもは片付けをしていたのではなく、私のまねをして箱に入れていただけだと気づいたのです。

 

子どもの発想力は豊かで、「今遊んでいるおもちゃと次の箱に入っているおもちゃを合わせて一緒に遊んだら、どんなに楽しいのかを考えながら遊んでいるんだな」とそこで思いました。私は部屋が散らかるのが嫌だからと自分の考えを子どもに押し付けてしまい、発想力を失わせてしまっていたのかもしれません。

 

片付けはあとからで良し!

おもちゃを片付ける

 

その都度、子どもの後ろから片付けをしていた私ですが、自分の考えを押しつけて子どもの発想力を失わせてしまっていたのでは……と考えた日から、追いかけては片付けさせるスタイルをやめました。

 

そして、外に遊びに出るときや買い物に出かけるときなどの、節目に片付けさせるスタイルに変更。すると、子どもも次にまた新しいことがあるとわかるのか、一緒に片付けをするようになったのです。

 

片付けがすべてではない

今までは夫婦2人暮らしで、すっきりした空間が好きでした。それは今でも変わりません。しかし、子どもがおもちゃで遊ぶようになってからは、常に片付けを教えたり自分が片付けるのに必死になって、子どもに自分の考えを押し付けていたような気がします。

 

子どもはおもちゃを通して発想力を付けているのだと気付いてからは、「どんどん散らかしてしまえ!」と思うようになりました。

 

 

それからは、子どもが遊びに夢中になっているあいだ、自分の好きなことをできる時間を確保でき、心にゆとりができました。子どもは、大人の理論を押し付けなくても少しずつ成長していくのだと思います。

 

監修/助産師REIKO


著者:岡本里沙

1歳の活発な男の子の母であり、現役の歯科衛生士。自分自身の経験と育児について執筆している。

 

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