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「実は…作れないんだ!」子どもが生まれ、家族カードを作ることに⇒夫の口から出た衝撃の事実とは!?

私たち夫婦は結婚してからも財布は別々、毎月2人で決めた金額を家に納め、残りは各自が自由に使う管理方法で過ごしてきました。夫は飲み歩きが趣味で、飲み会は多いもののそれ以外は無駄遣いなどする様子もなく、個人貯金を多少なりともしていると思っていました。その後、子どもが生まれたことをきっかけに私たちは家族カードを作ることになり、夫名義でクレジットカードを申し込んだのですが……。

クレジットカードが作れない!?

カードを申し込んでから1カ月以上が経ったころ、「そういえば家族カードってまだできないの?」と夫に尋ねました。すると、夫から予想もしていない回答が……。

 

「審査に落ちて作れていない」。夫は申し訳なさそうに、そう私に言ったのです。審査落ちの理由に心当たりはないか夫に聞いていくと、恐らくリボ払いが原因とのこと。しかも、リボ払いは150万円以上という、私の想定をはるかに超えた金額でした。さらには時々、支払えなかった月もあったと言うのです。


リボ払いの金額が膨れ上がった理由は、夫は独身時代、現金がないときにカード払いで飲みに行っていて、その積み重ねで支払いが追いつかなくなっていたからでした。怒りを通り越しあきれてしまいましたが、今後の長い将来を考えるとダラダラ支払っているのは損なので、私が立て替えて一括で夫のリボを完済しました。

 

リボは完済したものの、カードがすぐに作れるわけでもなく……。結局、家族カードは私の名義で作ることに。そして、この一件があって以来、貯金目標を2人で決め、給料日には明細を共有しあい家計簿をつけるようになりました。

 

 

万が一に備えて独身時代から貯めていた自分のお金を、夫のリボ返済の立て替えに使うなんて思ってもみませんでした。これから子育てでお金が必要になるというのに、想定外の出費。こんなことなら結婚前のタイミングか、せめて子どもができる前に、もっと将来のことやお金のことを夫と話し合うべきだったと思いました。

 

イラスト/ミロチ


著者:松田めぐみ

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