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「別行動でいいよね、じゃっ!」ええ!?新婚旅行中、夫から飛び出した言葉に絶句して

結婚して夫婦になったのなら、極力2人で過ごす時間を楽しみたいと思っていた私。一方の夫は、自分の時間をとても大切にするタイプ。趣味の時間が最優先で、自分のやりたいことが終わってから2人の予定に移る、ということがほとんどでした。そんな夫と新婚旅行でヨーロッパに行ったときに、事件は起こったのです……。

「別行動でいいよね、じゃっ!」ええ!?新婚旅行中、夫から飛び出した言葉に絶句して…

 

「別行動でいいよね、じゃっ!」ええ!?新婚旅行中、夫から飛び出した言葉に絶句して…

ウキウキの新婚旅行

夫は普段から仕事でよく海外に行っていて、英語も堪能。一方の私は、まったく英語を話すことができません。これまで海外旅行に行くときも、事前にスケジュールが組み込まれたパッケージ旅行しか経験がなかったのです。

 

新婚旅行では、「現地で暮らしているかのようにゆっくりと過ごしたい」という夫の要望もあり、事前に細かいスケジュールを立てないまま当日に。スケジュールに縛られず「今日はどこに行こうか」と2人で相談しながら、その日の気分で過ごす海外旅行は、とても新鮮で楽しい時間でした。

 

私を絶句させた夫のひと言

しかし、新婚旅行の最終日、夫の口から出た言葉に、私は衝撃のあまり絶句してしまいました。夫は、「街並みを見ながら趣味のランニングがしたいんだよね。今日は別行動してくれない?」と言い出したのです!

 

小心者の私は、異国の地でひとりで自由に行動できるほどの行動力もなく、電車に乗ることすら不安でした。しかし、私の返事も待たずにランニングに行く用意をし始める夫。自分勝手な夫の言動にイラッとした私は、「もういい! 勝手に行ってきて!!」と言ってしまいました。

 

せっかくの新婚旅行なのに、ひとりでホテルに残って夫の帰りを待つのも腹立たしい。そう思った私は、不安でいっぱいだったものの「私もひとりで観光してみよう!」と決意し、街に繰り出すことに。

 

初めてのひとり観光

夫と一緒に行動していたときは、電車の乗り換えや宿泊先のホテルも、ただ夫について行くだけでよかったので、私は前日に行ったばかりの駅の場所さえ覚えていませんでした。何度も道に迷いながらも、地図を片手に街を散策したり、美術館を巡ったりと、自分の行ってみたいと思うところに思いつくままに行ってみました。

 

そして、見知らぬ土地で自分ひとりで行動するなかで、今まで夫にどれほど甘えていて、助けられていたかを実感。ホテルに帰って夫と再会したとき、夫への感謝の思いがあふれてきました。それと同時に、自分ひとりで観光して無事に帰ってくることができた、という達成感と自信も湧きました。

 

夫もランニングを満喫したあと、急に私に会いたくなったそうで、ホテルに戻ってきて私の顔を見ると「いつも自己中な自分についてきてくれてありがとう!」と感謝の思いを伝えてくれました。

 

結婚当初は、夫婦ならいつも2人でいたいと思っていたけれど、新婚旅行での別行動を通じて、夫婦といえどひとりの時間を尊重することも大切だと気がつきました。ひとりの時間があることで、普段は見過ごしてしまいがちな相手のよさを再認識できたり、それぞれの個性を高め合っていけるのだと。

 

それから私たち夫婦は、普段の生活のなかでも、お互いにひとりになれる時間を積極的に作ってリフレッシュするようになりました。「仲良し夫婦でいるためには、お互いの人生も大切にすること」それが私たち夫婦の仲良しでいるための秘策です。

 

著者/川崎今日子
作画/村澤綾香

 

 

 

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      新婚旅行の時に既に自分の事しか考えて居ない男性とこの先ずーっと一緒に居られるか…甚だ疑問ですね。
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      えーーー!
      海外で女性一人で地図見ながらキョロキョロしてたら拉致って下さいって言ってるようなものじゃないの?
      何も無かったから良かったものの、ちょっとねぇ•••
      私の考え古い?
      +15 -2
    • 通報
      何も無くて良かったですね。ヨーロッパも広いので一概には言えませんが女性が1人で、しかも観光客と分かるような行動をしていると危険な目に遭う地域もあります。 旦那さんは男だから危険な目に遭いにくいだけ。 … もっと見る
      何も無くて良かったですね。ヨーロッパも広いので一概には言えませんが女性が1人で、しかも観光客と分かるような行動をしていると危険な目に遭う地域もあります。
      旦那さんは男だから危険な目に遭いにくいだけ。

      うちの旦那もヨーロッパでの新婚旅行で1人うろうろしていました。私も1人でうろうろしたかったですが、英語があまりできないのと、危険だからという理由で、1人ホテル待機していました。

      まあ考えすぎなのかもしれませんが、投稿者さんが結果として無事に楽しい思いをされたので良かったです。
      なんか嫌な書き方になってすみません(*_*)
      +47 -3

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター村澤綾香

    少しずつ老化を感じ始めたアラフォーのイラストレーター。いろいろな雑誌、webにて挿絵を描いてます。2歳の息子がいる。

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