完全ワンオペでスタートした初めての育児
長男が産まれて間もないときのお話です。もともと自分の実家との関係はあまり良くなく、義母とも上手くいっていない上に旦那は育児に協力的ではないため、完全なる“孤育て”状態でのスタートでした。
長男はよく泣く子で、日中は抱っこしていないと泣き続け、夜も2時間おきに起きてお世話をしていました。
夫からは暴言、義母には陰口を言われ……
新生児のお世話に明け暮れ、なかなか家事や炊事ができず、自分のご飯すらまともにとれない状況が続いていました。
そんな中、理解のない旦那は「四六時中家にいるのになんで家のことが出来ていないんだ」、「なんでごはんが準備されていないんだ」と怒って責めるばかり。それどころか、ちょっと協力をお願いしただけで「あいつは何もしない」と義母へ大袈裟に告げ口する始末。
義母は自分の息子が雑に扱われていると思い、私のいる目の前で「ここにはいないから言うけれど〜」と、私の悪口を面白おかしく旦那と話していました。
あまりのつらさに泣きながら相談したのは……
初めての育児に不安な毎日と、理解のない環境。次の日ちょうど1カ月健診に行く予定だったのにもかかわらず、あまりにもつらすぎて、我慢できず前日に出産した産院の母乳外来へ泣きながら電話しました。
次の日、健診が終わったあとに助産師さんが私の話を聞いてくださりました。話を聞いてくれる人がいるだけで、とても救われたのを覚えています。
著者:なめちゃん/女性・主婦。3歳男児、1歳女児の母。
作画:Michika
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています