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先生やママ友と話すのが苦痛。ついに強烈な腹痛がするほどに…耐えきれず病院を受診すると…?

娘が幼稚園に通い始めたころのことです。まだ園生活に慣れていなかった私は、幼稚園で先生やママ友と話すたびにひどく緊張していました。そんな生活が続いたある日の朝、目が覚めるとおなかに鈍い痛みがありました。子どもと朝の準備をしている間に、その腹痛はどんどん強くなって……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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おなかが痛くてうずくまる朝

娘が幼稚園に入園して間もないころ、私は幼稚園で先生やママ友と会話をするたびに、緊張する日々を過ごしていました。出産を機に会社を退職してから、他人との関わりが減った私は、以前に増して人と話すことに緊張するようになっていたのです。


ある日の朝、私はおなかに鈍い痛みを感じて目を覚ましました。生理がいつもより早く来るのかなと思った私は、いつものように朝食の準備を始めました。しかし腹痛はどんどん強くなり、最終的にはうずくまらないと耐えられないほどになってしまったのです。

 

病院でレントゲンを撮ることに

腹痛はなかなか治まらず、不安が募った私は病院に行くことにしました。病院に到着すると、耐えがたいほどの腹痛は緊急を要する病気の場合もあるとのことで、すぐに診察をしてもらえることになりました。


先生がおなかを触り、軽く叩くとポンポンとまるで太鼓のような音が! 自分でも、いつもよりおなかが張っているのがよくわかりました。レントゲンを撮影し、原因は何だろうと不安に思っている私に、先生が告げた言葉は意外なものでした……。

 

 

私の胃には…

「胃に溜まっているのは全部空気です」

 

レントゲンを見ると、私の胃からおなかにかけて大量の空気が溜まっていました。緊張したときやストレスがかかったときに、唾と一緒に繰り返し空気を飲み込むことで胃に空気が溜まってしまう「空気嚥下症/くうきえんげしょう(呑気症/どんきしょう)」ではないかとの診断でした。

 

たしかに娘の幼稚園生活が始まってから、緊張することが多かったのですが、聞いたこともない病名に驚いたのを覚えています。

 

 

おなかにたまった空気を体の外に逃がすマッサージをしたり、なるべくリラックスして過ごすように心がけてからは、病院に行くほどの腹痛は起こっていません。私が幼稚園に行く必要があるときには、娘が年長さんになった今でも少し緊張します。こればっかりは治りませんが、園生活を楽しむ娘を見習って、私も残り少ない幼稚園生活を楽しみたいと思っています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

 

 

著者:河原りさ/30代女性・主婦。4歳と6歳の女の子ママ。花屋に勤務。都会のおでかけスポットや植物に関心あり。

イラスト:まめねこ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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