そろそろ結婚したいなと思い始め、29歳でマッチングサービスに登録した私。そこで出会ったのが34歳の男性・Mさんでした。マッチング後、Mさんとはメッセージ機能を使ってしばらくやりとりしていて、はじめは仕事や趣味といった話題から始め、次第に結婚したらどんな家庭にしたいか、家族構成についてなど深い話もするようになり、ある程度打ち解けたので実際に会うことになりました。
初対面なのでまずは軽くランチをすることになり、お店はMさんがセッティングしてくれました。当日は店内で待ち合わせだったので、席についてMさんを待っていると……私の目の前の席に座ったのは見知らぬ女性。 頭の中は「え……誰!?」という感じでした。
その女性は「Mの母です」と名乗り、私は「なぜお母さんが??」と余計に混乱しました。本人もいるならまだ理解できますが、本人はおらず母親だけくるなんて……。とりあえず「はじめまして」とあいさつをすると、お母さんは「一度あなたとお話をしてみたかったの」とのこと。
そのあとは一緒にランチを食べることになり、お母さんから「仕事は何をしてるの?」「結婚したら仕事は続けるの?」「私との同居についてどう考えてる?」などと聞かれ……同居の話なんて初耳で驚きしかなく、どう答えればいいのかわからず曖昧に答えるしかありませんでした。2時間ほどお母さんとおしゃべりして解散したあと、私はすぐMさんに「あなたとは付き合えません」とメッセージを送り、連絡をブロックしました。
お母さんに「あなたとお話ししてみたかったの」と言われたということは、きっとMさんが私との関係をお母さんに報告していたのだと思います。婚活の場にはいろいろな人がいるんだなぁと驚いたエピソードです。
著者:百田/女性・主婦
作画:おはな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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