ところが、ある日さくらの妊娠が判明! 新しい命の誕生に喜んでいた湊は、早速さくらと一緒に自分の母親に報告をしに行きました。そのとき母親に言われ、「明日から夕飯は俺が作る」と宣言した湊。しかし、いざふたを開けると、コンビニのお弁当を買ってきて差し出す毎日だったのです。
さくらは我慢できず、「コンビニだと食費がかさんでしまう」と伝えると、反論されてしまいます。さらに、湊はさくらが産休や育休に入った場合、食費についても折半だと主張してきました。
出産後の生活の具体的なイメージを思い描けていなかった湊は、さくらが自分にばかり負担を押し付けようとしていると勘違いしてしまいます。そのため、わざと嫌味を言ってさくらを怒らせてしまったのでした。
部長に妻の愚痴を言う夫。すると、部長が…!
翌日会社でため息をついていると、部長が話しかけてきました。
湊が事情を話すと、「プレゼントでもしたらどうだ?」と提案してきたのです。
「この間体調を気遣って夕飯を買っていったら、
無駄遣いだって怒られたんすよね」
「うわぁ、嫁さんケチくさいな」
その後に部長が言った言葉で、あることを閃いた湊。
帰宅すると、早速さくらに切り出したみなと。
「お前にプレゼントがあって」
「プレゼント?」
「そう!これ!」
そう言って目線を下に移すと、
使い古された掃除機が目の前に飛び込んできたのでした。
夫がプレゼントした掃除機を見ると、何だか年季がはいってそうですよね……。部長は「安くて嫁さんが欲しい物を用意するしかない」と言っていましたが、この掃除機は果たしてさくらさんが欲しがっていた物だったのでしょうか?夫はうれしそうにしていましたが、ただの自己満足で終わらないとといいですね。
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