帰宅が遅くなるので、夫に連絡をして……
5歳と2歳の子どもたちと私の3人でおでかけしたときのことです。遠くまでおでかけして思い切り遊び、帰宅が遅くなりました。しかも帰り道は渋滞していることがわかり、帰宅予定時刻をかなりオーバーしそうでした。
帰ってから夕飯の準備をしようとしていた私は、家にいる夫に夕飯の準備を頼むことに。といっても夫はほとんど料理をしないので、スーパーで夕飯の買い出しを頼んだのです。
帰宅してまさかの光景にビックリ
やっとの思いで家に着き、子どもたちはおなかがペコペコ。夫に「子どもたちおなか空いてるから先に食べさせちゃおう」と、買ってきた食事をテーブルに並べてもらいました。夫は食事の準備、私は片づけをして、夫に「準備できたよー」と言われて見てみると……。
そこに並んでいたのは、たこわさ、イカの塩辛、辛い麻婆豆腐、担々麺、野菜スティック、お刺身と、子どもたちの食べられないものだらけ。思わず「えっ!?」と声が出ました。「これ、子どもたちは何を食べるの?」と聞くと夫は、「えっ? あ、そうかぁ……」と腑に落ちていないような顔。そのまま何もしない夫にイラッとし、「もういいよ!」とすぐにラーメンを作って、子どもたちに出しました。
子どもたちは「おいしい」とモリモリ食べてくれましたが、夫の自分のことしか考えていない行動に溜め息が出ました。自分のイライラを少なくするためにも、次からは面倒でも細かく買うものの指示をしようと固く思った出来事です。
著者:山口花/女性・ライター。2017年生まれの女の子と、2021年生まれの男の子のママ。夫の地元で個性的な人たちに囲まれながら育児しつつ、教育系ライターとして活動中。
イラスト:海乃けだま
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています