別室で授乳タイム
息子が生後4カ月のとき、義実家にみんなで遊びに行きました。義実家で過ごすなかで息子の授乳の時間になり、いつものように別室を借りました。その別室は大きな窓があって、そこから庭に出入りできるようになっています。
私はその窓を気にするでもなく、いつものように授乳していると、「ドンドンドン!」と窓をたたく音がします。驚いていると外で「R(義母の名前)さん!」と声がしたので、義母のお客さんなんだなと納得。しかし授乳の真っ最中なので動けずにいました。
おじさん! しかも…入ってきた
「玄関のほうに行くかな?」と思っていたそのとき、いきなり部屋の窓が開いておじさんが入ってきました。その部屋の窓が開いているとも思っていませんでしたし、おじさんが勝手に入ってくるとも思っていなかったので私はびっくり。慌ててめくりあげていた服を降ろし、息子がくわえている部分を隠し、咄嗟に「Rさんはリビングにいると思います」と言いました。
するとおじさんは「お? Rちゃんの孫か? おっぱいくれてるんか? 見せて見せて」とズンズン近寄ってきます。息子は授乳真っ最中。「え? いや、あの」と言うも、おじさんの勢いに圧倒されて私はパニックになり動けませんでした。
夫が飛び込んできた!
おじさんが近づいてきたところで部屋に飛び込んできたのは夫でした。「あ! こんにちは!」と言い、「ちょっと今こっちの部屋使ってるんで、あっちにどうぞ!」とそのまま連れて行ってくれました。おじさんが出ていってドッと汗が出てきた私。
こちらのパーソナルスペースにズカズカと踏み込んでくるかのようなおじさんの勢いに、遅れて恐怖心が出てきました。あとで聞くと、夫は話声が聞こえて慌てて入ってきたそう。夫が入ってきてくれなかったら、どうなっていたのだろうと思うとゾッとします。
夫から「義実家はよく近所の人が勝手に家に上がっている」とは聞いていましたが、授乳中というタイミングでそれを目の当たりにし、とにかく驚きました。これからは別室でも、授乳ケープを使うなど油断しないようにしようと思っています。
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著者:山口花
田舎で1女1男を育てる母。コーチングの資格を子育てに生かしながら日々奮闘中。主に妊娠・出産・教育の記事を執筆している。