集合場所を見てきた義母
どうやら義母は、集合場所へ先回りしており、そこでほかの小学生たちがみんなマスクをしていることに気づいた模様。長男は普段からマスクをしたがらず、この日も着用していませんでした。
義母は「みんなマスクをつけてるからさせたほうがいいわ!」と言うのです。私は長男から事前に「マスクはしたくない」と聞いていることを義母に説明。それでも義母は「マスクどこ? 届けてあげるから早く出して」と強引にマスクを届けようとしました。
私は以前、長男がマスクをつけて頭痛を起こしたことや、マスクをしていると息がしにくくなり、慣れない登下校で息があがってしまうかもしれない、と義母を説得。なんとか義母に理解してもらえました。
コロナ禍で登下校時にマスクを着用する習慣になっていた上級生たちは当時もマスクをしている子が多かったようです。義母はマスクをしていない長男が逆に目立ち、変な目で見られるかもしれないと心配したのかもしれません。
ところが、帰宅した長男いわく、1年生のほとんどはマスクをしていなかったとのこと。そのことを聞いた義母は少し反省した様子。今後は長男の意見にも耳を傾け、意思を尊重してくれるといいなと思っています。また何かあったときは、少しでも理解してもらえるよう、小さなことでも義母とは話し合いを重ねていこうと思った出来事でした。
著者:鬼頭いちか/30代女性・主婦。2017年と2020年生まれの男の子の母。パワフルな義両親と敷地内同居中。貿易関連の資格を多数保有。
イラスト:まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています