生理中は義実家への訪問を避けていた
義実家へ行った際、使用済みの生理用品を捨てる場所で困りそうということ、経血で何か汚してしまうのではということが心配でした。特に2、3日目の経血量の多い日は、義実家へ少し遊びに行くことは避け、泊まる場合はできるだけ日程をずらして、生理日とかぶってしまった場合は使用済みの生理用品は義実家に捨てることがないようにと注意していました。
きっと義母に汚物の捨て場所を聞けば快く教えてくれると思いますが、私はなんとなく聞きづらいと感じ、生理中は義実家への訪問をなるべく避け続けてきたのです。しかし、生理4日目にどうしても義実家に帰省しなければいけない用事ができてしまいました。
義母に使用済みナプキンを見られた?!
ある日、どうしても私が義実家へ帰省する必要がありました。用事が済んで、お風呂に入るとき使用済みの生理用ナプキンを包み紙で丸めて、自分の脱いだ服の上に置いた状態でお風呂に入りました。
お風呂に入っていると突然ガチャッと脱衣所の扉が開く音がして、「湯加減は大丈夫?」と義母が磨りガラスの扉越しに私に聞いてきたのです。義実家で何度もお風呂をお借りしていますが、誰かが脱衣所に入ってきたことは今回が初めてだったので、私は義母が突然、脱衣所に入ってきたことにびっくり!
さらに私を焦らせたのは脱いだ服の上に置いた使用済みナプキンのことです。脱衣所の扉を開けるとすぐ目に入ってしまう所に汚物を置いたままにしていました。包み紙で汚物を丸めて包んでいたとはいえ、義母に見られてしまったかもしれないと焦りで頭がいっぱいに……。
それから義母は特にナプキンのことには触れず、私と少し会話をしてから何事もなかったかのように脱衣所から出て行きました。
義母の反応とは
これまでは、使用済みの生理用品は子どものおむつ袋に入れて持ち帰っていましたが、汚物を見られてしまったこともあり、意を決して「捨ててもよいか」と聞いてみることに。
私はお風呂から出たあと少し緊張しながら義母に「生理になってしまったので生理用品を捨てさせてもらいたいのですが……」と控えめに尋ねました。すると義母はニコッとやさしく笑って「汚物入れを準備するからそこに捨てて大丈夫よ」と用意してくれたのです。
その日を境に、私のなかで生理中に義実家で過ごすことへのハードルが少し下がりました。
使用済みの生理用品の捨て場所や経血で義実家の物を汚してしまうかもしれないという不安から私は生理中に義実家へ行くことがおっくうになっていました。
義実家での生理問題についてはいろいろとひとりで悩んでいましたが、とてもあっさり解決することができ、もっと早く義母に相談すればよかったと感じたのでした。
著者/米久 熊代
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子
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