朝起きると、ホテルのシーツが血の海
大学を卒業して3年後、同級生4人と大阪旅行に行ったときのことです。久しぶりの再会で、観光地を歩き回ったり、久しぶりの友だちとの会話に花が咲き、目いっぱい楽しみ、生理がくる気配にまったく気づかず……。
ホテルに帰ると、すでに夜23時。翌日は神戸に行く予定でした。「朝9時にチェックアウトするから早く寝よう」とバタバタと支度をすませ、ベッドへ。
朝、なんだか生ぬるい感触を感じて目が覚めると、ふかふかのシーツが血の海……。「社会人になったから」とグレードの高いホテルを予約していたこともあり、顔が真っ青になりました。
どうしたら…
旅先での高揚感に包まれて、幸せな気持ちで寝た昨日が嘘だったかのような絶望感。「友だちを起こして相談するなんてできない。出発時間も迫っているし、早くなんとかしなきゃ!」とプチパニックになってしまいました。
自分で汚れを落とそうと軽く汚れを叩いてみましたが完全に落ちそうになく……。私は赤くなったシーツを布団で覆い、まだ眠っている友だちを起こさないようにこっそりとフロントへ行くことにしました。
ホテルのシーツを汚したら、弁償!?
気まずい気持ちでフロントへ向かった私は、女性のフロントマンを探しました。そして、顔が火照るほど恥ずかしかったですが、シーツを汚してしまった事情を説明。必要であれば弁償する意もあることを伝えました。ドキドキしながら返事を待つと、スタッフさんからは「専門の業者さんに出すので、弁償はいりませんよ」と。この言葉にとてもほっとしたのを覚えています。
ちなみにチェックアウトしたあと「今回は弁償せずにすんだけど、他のホテルはどうなのかな?」と気になり、ネットで調べてみました。結果、基本的に弁償が必要なケースはあまりないようなのかなと感じました。ただ、格安ホテルでシーツを汚してしまい、そのままチェックアウトしたら電話がかかってきたというケースもあったとか。
悪気がなかったとしても、汚してしまったのに何も言わずにいるのは自分の中でも気にかかってしまいます。私が利用したホテルの場合、フロントに直接伝えることができなければ、部屋から電話で伝えてもらってもいいと言っていました。もちろん汚さないような対策をしておくのが一番いいですが、もしもの場合には慌てずに相談しようと思いました。
文/くしだまゆこ
イラスト/すうみ
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