「ふざけんなよ」深夜、夫がコンビニスイーツで激怒！たった200円のお菓子で夫が放った驚きのひと言

 

 

 

Aさんが夫の大食いを目の当たりにしたのは、初デートのとき。メニューを見ていると、「Aちゃん、実は俺すごい大食いなんだ。結構注文するけど、絶対完食するから引かないで」と宣言してきたのです。Aさんは「逆に楽しみ」と返すと、夫は「じゃあ遠慮なく」と、ひとりで5～6人前を大盛りで注文！ 「は？」夫に言われていたとはいえ、その量にドン引きしたそう。

 

注文した料理がそろい「いただきます」をした直後、夫が「Aちゃんのもおいしそう。ひと口ちょうだい」とねだってきます。Aさんは「まさかひと口ちょうだい系の人？」と、さらに引きつつ、仕方なく少し取り分けたそうです。

 

それ以来、夫は外食のたび大量に注文し、Aさんにもひと口ねだることが恒例になりました。また、自宅でも大皿に盛ったおかずを夫が多めに食べ、先に食べ終わると友人の分を欲しがることも。Aさんは「夫は食い意地が張っている」と感じつつも、年齢的な焦りもあり、そのまま交際を続け、結婚したのです。

 

結婚してから約2カ月がたったある日、Aさんはコンビニで夫が食べたがっていた新作スイーツを発見！ 「喜ぶだろうな」と、スイーツをパッと手に取り、購入したことを夫にメールしました。しかし帰宅後、消費期限は当日であることが判明！ Aさんは「しまった。期限確認し忘れたけど、すぐ食べるだろうし大丈夫か」と思い、あえてメールでは伝えませんでした。

 

一方、夫はその日会社でトラブルがあり、帰宅したのは23時前。夕食を出した際、Aさんは「買ってきた新作スイーツの消費期限が今日だったから、夕食後にすぐ食べてね。今日中だよ！」と夫に念押ししました。

 

夫は「ありがとう。今日中ね」と言いつつ、相当クタクタだったようで、夕食後すぐにソファで寝てしまったのです。夫を揺さぶるもまったく起きません。冷蔵庫には、今日中に食べるべきスイーツが……。Aさんは「もう時間切れ。今日中って伝えたし、また買えばいいか」と、夫の分のスイーツも食べたのです。

 

その後、寝室で寝ていると体を揺さぶられたAさん。「え、何？」と寝ぼけながら返事をすると、「俺のスイーツは？」と迫る、普段と声色の違う夫の姿がありました。「あぁ、期限が昨日中だったし、捨てるのもったいないから食べた」と言うと、すかさず夫は「ふざけんなよ、食べるの楽しみにしてたのに」と激怒します。

 

「何回も起こしたけど。限定品じゃないんだから、また買おうよ」とあきれるAさん。すると、夫は「俺はどうしても今食べたいの。責任取って今から買ってきて」と、衝撃発言をしたのです。

 

「は？ 今からとかバカじゃないの？ そこまで執着するとか怖いんだけど」と、Aさんがため息をつくと、夫は「勝手に食べたくせに、執着ってなんだよ」と引きません。

 

頭に来たAさんは「本当にうざい。自分は人のごはんを当たり前のように奪うくせに。期限のことも言ったし、200円台のスイーツを食べられたぐらいで、夜中に騒いで恥ずかしい男！」と言い捨てると、夫は肩を落として寝室を出ていったそうです。

 

翌朝、夫が「夜中に喧嘩ふっかけてごめん。Aちゃんが買ってきてくれたスイーツ楽しみにしてたのに、寝落ちした自分にイラついて八つ当たりした。それと、無意識にAちゃんの食事も奪ってるってわかった。今まで恥ずかしいことしてた」と謝罪してきたそうです。

 

夫は、相変わらず大食いではあるものの、Aさんの分を取ることはなくなったと言います。結婚前に感じた「食い意地」という小さな違和感は、相手の領域への配慮の欠如という、より根深い問題の表れだったのかもしれません。食べ物への価値観は人それぞれですが、家族とおいしく楽しく食べるには、誰かが我慢や損することのないよう、思いやりが必要だと考えさせられた出来事でした。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者：山﨑 みさ／30代女性・ライター。産後の物忘れの悪化に悩む、2018年生まれの男の子と2022年生まれの女の子のママ。趣味は甘い物を食べること、緩く宅トレをすること。

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※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています（回答時期：2025年10月）