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「入籍することになったから」…することになった、とは!?「昭和男」の不器用すぎる!?プロポーズ

30歳を過ぎて結婚願望が強くなった私。でも、4つ年下の彼はいつも男友だちとの遊びを優先していて、結婚の意思はないように思いました。そんなとき、彼が私の誕生日にびっくりすることを言いだして……。

結婚の意思がない彼

28歳のときからお付き合いしてきた4つ年下の彼。交際は順調で、大きな喧嘩もありませんでした。ただ、30歳を過ぎて日ごとに結婚願望が強くなっていく私とは逆に、彼にはまったくその気がなさそうで、不安も抱いていました。

 

ちなみに彼には、ちょっと”昭和男”な気質がありました。メールはそっけなくて、単語だけで要件を伝えるときも。それに、彼女よりも男友だちを常に優先。彼曰く、「彼女にはいつでも会えるけど、友だちとはいつ会えるかわからないから」だそうです。サプライズにもまったく興味がなく、交際記念日や両親の誕生日も曖昧なほどでした。

 

私が31歳になったころ、お互いの昇進や部署異動も重なって、私も彼もいつしか仕事優先に。そろそろ結婚したいと思ってはいたのですが、なかなか私からは言い出せず……。

 

結婚に興味なさそうだった彼が…

そんな悶々とした気持ちを抱えたまま迎えた、彼の誕生日。仕事帰りに2人で東京タワーに登りました。展望台からきれいな夜景を眺めていると、彼がいきなり、

 

「平成22年2月22日に入籍することになったから」と言い出したのです!

 

プロポーズもなければ、まだ双方の両親に何も話をしていないなかでの、入籍宣言。

 

「することになった」とは??

 

あまりにも突然で、すぐには返事ができないほど衝撃が大きく、このときの私は「あ、決まったんだ?」と変な答え方をしてしまいました。

 

あとから彼に聞くと、周りの友人が結婚してしまい、遊んでくれる人が少なくなってしまったことが結婚を決意した大きな理由だったようです。入籍日については、「この先、こんなに“2”が揃うこともないだろうし、この日なら記念日を忘れないだろうから」とのこと。両親の誕生日さえ覚えていない、なんとも彼らしい理由でした。

 

その後、双方の両親に反対されることもなく、私が31歳のとき、彼の宣言通りの日付けに無事入籍。結局、よくわからない入籍日の宣言だけで、正式なプロポーズがないまま今日に至っています。今思えば、あれは不器用な彼なりのサプライズだったのかもしれません。

 

こんな昭和男の彼ですが、現在は2児のパパ。今では彼の子煩悩ぶりが炸裂し、家族みんなで楽しい日々を過ごしています!

 

 

 

文:とおやま ももたろう/女性・主婦
イラスト:アゲちゃん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

 

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