
ある夏、思春期の娘たちと過ごした日々で起きたことをお話ししようと思います。
当時、わが家には10代に突入して思春期で口が達者になった娘が2人いて、どちらも学童保育や部活動に所属しておらず、習い事や塾もないので、休みの間はほぼ家にいます。その子どもたちの宿題の面倒を見つつ、喧嘩すれば仲裁し、さらに家事をして、仕事をして……と、よくある夏休みを過ごしていました。例年通りです。ところが、その年はなんだか私の心の調子がおかしくなってしまったのです。
ちょっとしたことでイライラ、子どもを必要以上にきつくしかってしまい、自己嫌悪。自分が自分でないような感覚が続いてつらく、涙が出てしまうときもあって「もしかしたら、これは更年期症状なんじゃないか?」と思いました。
「もしかして更年期?」と揺れた夏

お盆休みが明けて会社に行き、仕事をしたらリフレッシュ! ものすごく気分そう快だったことを覚えています。私は最近バイトを始めていて、仕事で忙しくなったからしんどくなったのかもと思ったのですが、逆でした。その後、子どもたちの学校が始まると、さらに落ち着きました。私の場合、今回は更年期症状ではなく、私の場合は「夏休み疲れだったのかも」と感じました。
でも同じような症状で苦しんで婦人科を受診し、更年期症状やPMS(月経前症候群)の治療で処方薬を利用するようになったら落ち着いたという友人もいました。彼女は40歳を過ぎてから夫とお子さんの1人に対する嫌悪感が強く出てしまい、このままではDVになってしまうと悩んだそうです。
心がつらくなったら必要以上に我慢せず、早めに病院を受診してケアを受ける。これは自分だけでなく周りの人たちのためにも大切だなと改めて思いました。
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心の不調は要因が重なって起こります。不調を感じたら、自分を責めず、休息や環境の切り替え、信頼できる人に相談を。迷ったら早めの受診も選択肢に。体験を手がかりに、自分に合う整え方を少しずつ探せるといいですね。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
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和田フミ江