痛さで動けないためキリ子さんはマリちゃんの朝ごはんをお願いしますが、夫はキリ子さんの言葉をそのまま受け取り白ご飯だけを用意。自分で考えず言われたことしかしない夫に、キリ子さんはイライラを募らせます。
今度はお昼ごはん用のパンを買うようお願いしたところ、昼すぎにようやく帰ってきた夫が手にしていたのは全自動調理器。自分でお昼ごはんを作るつもりのようですが、なぜか食材は買ってきていません。
マリちゃんが空腹で泣き出してしまい、キリ子さんに怒られ急いでコンビニへ向かうも、何を買えば良いかわからず夫は食パンのみを購入し帰宅。
娘が「食パンだけでは食べない」ことを把握しておらず、手を加えないと食べさせられない食パンだけしか買ってこなかった夫に絶望したキリ子さんは、痛みをこらえて自分でおかずを用意しようとします。
夫はキリ子さんに休むよう声をかけますが、もちろん休んでいられるはずもなく、ついいら立ちを夫にぶつけてしまいました。
子どもの前で夫婦喧嘩勃発!?









声を荒らげるキリ子さんに、夫は「子どもの前だよ……ヒステリックやめよ?」と諭します。失敗はあったものの、たしかに夫が言うようにマリちゃんがおいしいお昼ごはんを食べられているのは事実。
「腰が痛いからって八つ当たりしないで」
「自分の感情のコントロールくらいしてよ」
夫から言われ、キリ子さんはこれ以上言い返すことができないのでした。
▼夫の言い分にも一定の理はあるものの、キリ子さんが痛みに耐えながら家事・育児を支え続けている現状を思えば、夫側にも「任せきりにしてきた」という自覚が必要だと感じられます。
また、夫が“頼まれたことをこなす”という意識にとどまっている以上、本来夫婦で分担すべき家事や育児の主体性は育ちにくいもの。今回はそのズレが浮き彫りになった場面ともいえるでしょう。
一方で、マリちゃんの前での衝突は、どちらにとっても望まない展開だったはず。互いの負担や不安を共有し、ピンチのときこそ歩み寄れる関係づくりが大切だと気づかされます。
ツムママさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
ツムママ
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