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「俺が寝かしつけるよ」夜泣きで寝不足の私を気使う夫→しかし、頼れる言葉の裏には隠された狙いが…?

子どもが1歳のころの話です。夜泣きが続き、私は寝不足でふらふらになっていたのですが……。

 

寝かしつけを代わってくれた夫

ある夜、夫が「寝不足つらそうだね。今夜は俺が寝かしつけるよ!」と言ってくれたので、私は夫に子どもを任せ、ソファで横になりました。しかし、10分もたたないうちに子どもの泣き声が聞こえてきて、様子を見に行くと、子どもがギャーギャー泣いている横で、夫はいびきをかいて爆睡。

 

ひとまず私は子どもをあやし、寝かしつけ、それから夫を起こすと、大きなあくびをして「俺も寝ちゃった」と言いながらベッドへ……。結局、その後も夫はまったく起きず、夜泣きのたび私は何度も起きて、抱っこしたりあやしたりと眠れない夜を過ごしました。

 

 

イライラしながら迎えた翌朝、SNSを見ると「寝かしつけはパパの担当! イクメン頑張ってます!」と夫の投稿を発見。イクメン気取りな姿に私はドン引き。どうやら友人や同僚らにイクメンをアピールしたいがために、寝かしつけを交代して写真を撮影したようでした。その投稿はすぐに削除してもらいましたが、夫への信用は一気に下がりました。

 

仕事で疲れているから仕方ないとなんとか自分に言い聞かせていたのに、SNSを見て私は怒りが爆発。夫には「育児はパフォーマンスではない」とブチギレ、「本当のイクメンは自称しないし、アピールしたいなら言ったことくらい実行して、そしてそれを継続しろ」と伝えました。

 

私がおそらく、ものすごい形相で怒ったので、夫はかなり反省している様子でした。それ以降、夫はSNSには育児のことを載せなくなり、積極的に育児を手伝ってくれるようになったのです。やさしい言葉より、実際の行動がどれほどうれしいか、今ではわかってくれている気がします。

 

 

著者:上田美香/30代・女性・パート。1児の母。

イラスト:きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

 

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