入籍報告直後、無神経な発言にゾッ
当時の職場には、普段から思ったことをあまり考えずにそのまま話す先輩の男性スタッフがいました。その人の奥様が妊娠して、安定期に入ったと話していました。
その先輩は奥様と産前産後の休暇について夫婦で話し合っている最中だと言っていました。その話の流れで、先輩は大勢の同僚の前で「妊活とかしてるなら言えよ?いいタイミングの日があったら俺が協力するから!」と突然言われたのです。妊活というデリケートな話題に対して、そのひと言はあまりにも配慮が無さすぎるのではないかと驚きました。
悪意は全く無いことが伝わっていたので、そのときはスルーして終わりました。しかし、今後私の後輩を含め不快に思う人が出てくるのではないかと思い上司にそれとなく報告し対応は上司に任せました。その後、その先輩がデリケートな話題に触れることはなく安心しました。
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何気ないひと言で、相手を傷つけてしまうことも。特に妊活や妊娠・出産といったテーマは、プライベートで繊細な領域です。たとえ悪気がなくても、軽い冗談や善意のつもりの言葉が、相手にはストレスになることがあります。
こうした場面では、「踏み込まない」ことが重要です。もしそのような話題になっても「そうですね」程度のひと言で止めるのが安心です。それでもしつこく話題に上がったときは、今回のママのように上司に報告するのも一つの手です。
お互いの立場や気持ちを尊重しながら、誰もが心穏やかに過ごせる職場環境を少しずつ作っていけるといいですね。
著者:中村なか/30代女性・主婦/出産するまで小児専門の作業療法士として病院勤務。今は子育てに専念する主婦。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)
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