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「怖い…」真夜中の大地震で夫の腕をつかんだ私。揺れより恐ろしかった夫の行動とは

新婚だったころ、自分の住んでいる地域に大きな地震が起きました。家具がきしみ、食器が割れる音が響く中、頼れるのは夫だけだと思っていましたが、その瞬間に感じた違和感が今も胸に残っています。

 

突き上げる揺れの恐怖

真夜中に起こった大地震で目が覚めると、床が波打つように揺れ、立っていられないほどの衝撃が続いていました。食器が床に落ち、壁がきしみ、部屋の雰囲気が一瞬で変わっていくのを感じました。

 

夫にすがった夜

私は怖くてたまらず、反射的に夫の腕をつかみました。新婚だったので、夫がそばにいてくれれば安心できると思っていましたし、何より夫の存在を頼りにしていました。

 

 

目の奥に映ったもの

腕に力を込めた次の瞬間、私は夫に勢いよく振りほどかれました。何が起きたのか理解できず、息をのんだまま立ち尽くしていました。あのときの夫の目の色を、今もはっきり覚えています。

 

揺れの後に残った静けさ

やがて揺れが収まりました。言葉を交わすこともできず、私はその場に立ち尽くしていました。胸の奥では、恐怖とは別の痛みがじわっと広がっていきました。

 

まとめ

極限の恐怖の中では、人は普段見えない側面が浮かび上がることを実感しました。あの体験を通して、私は「支え合う」と期待する自分のあり方を見直し、互いの行動をどう受け止めるかを改めて考えるようになりました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:日野うさぎ/40代女性・会社員

イラスト/はせがわじゅん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

 

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