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「もう限界…」産後の育児で心身共に疲弊し、実母にSOS→すると返ってきたのは耳を疑う衝撃の言葉だった…!

感染症への不安から自宅にこもり、孤独な育児で心身ともに限界を迎えていた私。「お母さんなら助けてくれる」そう信じてSOSの連絡を入れたのですが……、 返ってきたのは、耳を疑うような衝撃の言葉でした。

 

実母にSOSを出した結果

ちょうど出産を控えた時期と、世間で感染症が流行するタイミングが重なってしまいました。おなかの子への感染が怖くて外出もままならず、友人や両親にも会えない日々。楽しみだったはずのマタニティライフは、誰とも会話しない静かな部屋で過ぎていき、気づけばストレスばかりが溜まっていました。

 

出産して退院する日は実母が来てくれましたが、そこから先は夫も仕事で日中不在。赤ちゃんと二人きりの生活が始まりました。なんで泣いているのかわからない、自分もいつ寝たのかわからない。右も左もわからないまま過ぎていく毎日に、不安だけがどんどん膨らんでいきました。

 

心身ともに限界を感じ、すがるような思いで実母に「また手伝いに来てくれないかな」と連絡を入れました。当時の私にとって、気を使わずに頼れる実母だけが、唯一の頼みの綱だったからです。

 

 

しかし返ってきたのは、「私の時代は、誰にも頼らず一人でやってきたのよ」という説教めいたメッセージでした。心配してくれる、飛んできてくれると信じていた分、突き放されたような言葉に心底がっかりし、スマホを握りしめて涙が出そうになりました。一番わかってほしい人にわかってもらえないことが、こんなにつらいとは思いもしませんでした。

 

世間の流行り病が少し落ち着いてきたころ、勇気を出して近所の子育て支援センターに行ってみました。すると、職員さんたちは驚くほど親切で、私の話を親身になって聞いてくれたのです。実の親よりも他人のほうがやさしく受け止めてくれたことに、張り詰めていた糸が切れたようにホッとしたのを覚えています。

 

 

あの時、もっと親に「つらい」と泣きついてもよかったのかもしれません。でも同時に、「血がつながっていなくても、助けてくれる人はいる」と知れたことは、私にとって大きな経験でした。家族に頼れない時は、外の世界に頼ってもいい。わが子のために母親である私が笑顔でいられるよう、助けが必要な時は周囲を頼ることも大切なのだと思っています。

 

 

著者:田中千佳子/30代女性/元気いっぱいの幼稚園児を育てている専業主婦です。趣味は映画鑑賞。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

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      義母ならまだしも実母がこんな事を言うなんて、産前産後は実家で実母に至れり尽くせりにしてもらった私には信じられません。 私の母は祖母(母の母)がお嬢様育ちで自分が子供を産んだ時に世話して貰えなかったから… もっと見る
      義母ならまだしも実母がこんな事を言うなんて、産前産後は実家で実母に至れり尽くせりにしてもらった私には信じられません。
      私の母は祖母(母の母)がお嬢様育ちで自分が子供を産んだ時に世話して貰えなかったからこそ、自分の娘には出来る限りの事をするるつもりだったと言ってくれました。

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