親戚の驚きのひとこと
私の父は男の子の孫が生まれるのを心待ちにしていました。父は、兄たちに男の子が生まれるととてもよろこび、親戚を集めて、男の子の孫たちが1歳のときに、誕生パーティーをおこなったのです。
私は夫と当時0歳の長女と参加したのですが、突然、親戚の男性に「女っ子産んだんだな! 次は男産まないとな!」と言われたのです。長女を溺愛していた私はポカン。時代錯誤な意見に腹が立ちながらも、その場は愛想笑いで流してしまいました。
私は当時2人目を考えておらず、ただただ娘をかわいがっていた私にとって、衝撃の発言だったので、意図が理解できませんでした。
男の子のときだけパーティーをするような田舎なので、納得と言えば納得の出来事ではありましたが、さらに実家や親戚から足が遠のくことになる出来事でした。子どもの誕生は女の子であっても男の子であっても、同じように祝う世の中であってほしいなと思いました。
著者:高橋こよみ/30代女性・主婦。0歳、5歳の姉妹を育児中の専業主婦。夫と4人、戸建てで生活。趣味はマンガアプリで読み漁ること。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています