恥ずかしさのあまり…
ある日の塾帰り。帰りが遅くなった私は、自転車で来ていたこともあり友だちに「夜帰るの怖いな」と話していました。
すると、近くで聞いていた彼が「送ってあげようか」と声をかけてくれたのです!
あまりの出来事に心の準備が追いつかず、内心パニックになった私は「いいよ! 大丈夫!」と逃げるように帰ってしまいました。
「夜道が怖い」なんて言っていた私でしたが、「家まで送ってあげようか」と言われたうれしさが勝ってニヤニヤが止まらず、夜道は全然怖くありませんでした。しばらくの間、その余韻に浸っていたものの、1週間ほど経ってからハッと我に返った私。
「せっかく2人きりで話せるチャンスだったのに! せっかく『送ってあげようか』と言ってくれたのに拒否するなんて、私はなんてバカなことを!」と……。このときの出来事は、その後数年にわたって後悔することになりましたし、何十年経っても忘れられない記憶です。
著者:山下弘子/40代女性・結婚20年目の主婦。趣味はネコを撫でながらボーっとすること。
イラスト:ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)
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