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「お金を返してね」と言ったら逆ギレ…小学校からの友人を助けたい一心で貸した200万円の行方は

お金の貸し借りは、友人や恋人同士の関係でも慎重にしたいものです。それでも、信頼している相手だからこそお金を貸したのに、戻ってこないと裏切られたような気持ちになりますよね。今回は、友人、恋人、同僚とのお金の貸し借りにまつわるエピソードをまとめました。

 

助けたい一心でお金を貸すように…

お金の相談をされる女性

 

20代のときに、小学校からの友人と再会し遊ぶようになりました。当時私は正社員、友人はバイトという生活をしていました。何をするにもお金は私のほうが多く支払っており、「働いているからいっか」と思い、ずっと遊んでいました。

 

友人には借金があることがわかり、助けてあげたい一心で立て替えをしました。それがきっかけで、お金を貸すようになりました。貸したお金を「返してね」と言ったこともありましたが、逆ギレされたこともあり、諦めていました。貸したお金は総額で200万円ありました。

 

その後、お互いに結婚・出産しました。友人は今でも「あのときのお金は返したい」と言ってくれますが、「自分の生活や子どものために使ってほしい」と返してもらわないことにしました。返してほしい気持ちもありますが、諦めました。

 

◇◇◇◇◇

友人に総額200万円を貸した経験から学んだことは、お金の貸し借りはしないこと。もしくは、返してもらえる額しか貸さないことです。結局、自分が友人のために助けたいと思ってお金を貸したことが、友人の中で歯止めが利かなくなったように思います。貸したお金は何とか返ってくるだろうと思っていたのがいけなかったと思っています。

 

著者:小川かやこ/30代女性・主婦

イラスト/まげよ

 

最初は食事代も出してくれていたけど…

お金の相談をされる女性

 

マッチングアプリをしていて、出会った男性がいました。ある日、彼から「付き合ってください」と言われ、お付き合いすることにしました。初めのころは、食事代を出してくれていましたが、数回会ったころに「借金がある」と彼から告白されたのです。

 

彼は、「返さないとやばい」と泣きついてきて、初めは断っていましたが、情にほだされ、数十万円を貸してしまいました。私は、借用書を書いてほしいと言いましたが、彼に「自分で作る」と言われ、結局借用書は書いてもらえませんでした。

 

その後、彼とはお別れし、最初のうちは月々1万円ずつ返済してくれていました。しかし、徐々に連絡が途絶え、全額を返さぬまま今に至ります。それを機に、お金を貸したら「返ってこない」と思うようになりました。

 

◇◇◇◇◇

この出来事をきっかけに、たとえ友人でも家族でも、そして好きな人でもお金は貸さないことを心に決めました。どうしても貸さなければならないときは、きちんと借用書を交わすことが大切だと痛感しています。また、「マッチングアプリでの出会いには慎重になること」が教訓となっています。

 

著者:竹中ヒトミ/40代女性・会社員

イラスト/マキノ

 

 

率先してお金を支払うと言う先輩が…

お金の相談をされる女性

 

職場の有志のお祝い金集めで、「払う払う」と言いながら実際には支払わない先輩社員の行動に悩まされました。この経験から、私が学んだことを体験談として紹介します。

 

私が以前勤めていた職場は若い女性社員が多く、結婚や出産の際には有志でお祝いの品を贈る習慣がありました。そんな中、印象に残る1人の先輩社員がいました。彼女はお祝い事の話が出ると、いつも「有志のお金、払う、払う!」と率先して参加の意思を示していました。その熱心さに、みんな最初は好印象を抱いていたものです。

 

ところが、実際に集金の時期が来ると、彼女からの支払いはなかなか来ませんでした。何度か声をかけても、「あ、忘れてた!」と言うばかり。結局、支払期限を過ぎても払わないことが何度も続きました。

 

周りの人たちは困惑し、「言葉だけで終わらせないでほしい」という思いが広がっていきました。にもかかわらず、プレゼントを渡す場面ではまるで自分も貢献したかのように振る舞う姿を見て、私たちは複雑な気持ちになりました。職場の人みんなからは、「あの人は『払う払う詐欺』」だと言われていました。

 

◇◇◇◇◇

この経験から、お金に関する約束は慎重に扱うべきだと気付かされました。今では、約束をする前に自分の状況をよく考え、責任を持って行動することの大切さを肝に銘じています。そして、周りの人々との信頼関係を大切にしながら、お互いを思いやる職場環境づくりに努めています。

 

著者:田中有紀/30代女性・パート

 

まとめ

お金を貸すことのリスクを再認識させられる体験談でしたね。基本的にお金の貸し借りはしないもの心得つつ、貸さなければいけない状況が訪れてしまったときは、どんなに仲の良い相手でも「書面を交わす」などの対策をとることが必要ではないでしょうか。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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