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「英語のAに平和の和?」領収書を頼まれ頭が真っ白に。私が震える手で書いたのは

漢字を間違えたり、プレゼン中に焦ってしまったり……。ちょっとした失敗でも本人にとってはとんでもなく恥ずかしいことってありますよね? 今回は3人の女性が職場で起こした赤面体験談と、彼女たちが失敗で学んだことについてお届けします。

 

佐藤B作さんがいるならあり得る…?

バイト初体験の女性

 

当時高校生だった私は、夏に初めてのアルバイトを始めました。アルバイト先は飲食店で、そのころはまだ領収書を手書きしていた時代です。正直、私は漢字が苦手だったので、「どうか領収書を必要とするお客さまに当たりませんように」といつも願っていました。

 

でも、とうとうその瞬間がやってきました。

「領収書ください。やまだひでかずで」とお客様がおっしゃったので、「かしこまりました。山田さまですね。下のお名前の漢字を教えていただけますでしょうか?」と確認しました。すると、お客さまはこう言ったのです。

 

「英語の 『えー』に平和の『わ』 です。」

……英語のAに平和の和?

 

一瞬、頭が真っ白になりました。「そんな名前、本当にあるのかな?」と混乱しながらも、ふと「佐藤B作」というタレントさんがいたことを思い出しました。「B作さんがいるなら、A和さんもあり得るのかも?」と勝手に自己解釈し、「山田A和様」と震える手で書いてお渡ししました。

 

案の定、お客様は大爆笑。「山田英和です」とやさしく訂正してくださいました。その瞬間、自分の早合点と思い込みを恥じました。「きちんと確認すればよかった」と反省し、わからないことは自己判断せず、すぐに聞くことの大切さを学びました。

 

また、お客さまが笑って受け流してくれたことで、恥ずかしさよりも感謝の気持ちが残りました。「あのとき、怒られなくてよかった」と心から安堵したのを覚えています。

 

◇◇◇◇◇

この経験を通して、「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」という言葉が心に深く刻まれました。わからないことをそのままにせず、確認することで防げるミスがあると実感しました。大人になった今でも、この教訓を胸に「わからないことはきちんと確認する」という姿勢を大切にしています。

 

著者:佐藤みなみ/30代女性・主婦

イラスト/きりぷち

 

外国人客に勇気を出して声をかけた結果

外国の人に話しかける女性

 

先日、接客中に海外からのお客さまが少し困っている様子だったので、勇気を出して声をかけました。普段なら「May I help you?」と言いたかったのに、緊張してしまい「Can you help me?」と口走ってしまいました。

 

お客さまは戸惑いながら苦笑いと共に「…NO」と返され、その瞬間、心臓が跳ねるような衝撃を覚えました。その瞬間「あぁ、やっちゃった」と思ったのですが、どうしても悔しくて、結局その気まずさがずっと頭に残りました。もう少し自信を持って、あのときすぐに訂正すればよかったと、今でも思うと悔しさが込み上げてきます。

 

◇◇◇◇◇

この経験から学んだのは、緊張していても思い切ってすぐに訂正することの大切さです。あのとき、すぐに言い直していれば気まずさを避けられたかもしれません。次回、同じような状況に直面したときは、後悔しないようにもっと冷静に対応しようと心に決めました。

 

著者:若月 栞月/20代女性・会社員

 

 

自信満々で挑んだプレゼンで…

職場での女性

 

数年前、勤め先で重要なプレゼンの機会がありました。周到に準備して資料も何度も見直し、「これは完璧だ」と思っていたのですが……。プレゼン当日、内心はかなり緊張していましたが、「いける!」と自信を持って臨みました。ところが、プレゼンの途中でスライドが急に進まなくなってしまいました。

 

最初はパソコンの不調かと思い必死にマウスを動かしてみたものの、まったく反応がありません。その瞬間、「あれ、切り替わらない!」と焦り始め、会場中の視線が自分に集中しているのを感じました。心臓が高鳴り、顔が熱くなるのがわかりました。

 

さらに冷や汗が止まらず、何とかスライドを進めようとしながら、「ちょっと待ってください!」と慌てて声を上げた私。周囲の空気が張り詰めるのを感じました。結局、会場のスタッフに助けてもらってようやくスライドが動き出したのですが、そのときには恥ずかしさで顔が真っ赤でした。

 

プレゼンそのものはどうにか終わったものの、心の中では「もう消えたい!」と思うほど恥ずかしく、帰り道もずっと気まずい気持ちが抜けませんでした。

 

◇◇◇◇◇

この経験を通じて「技術的なトラブルはいつ起こるかわからない」と痛感し、それ以来はプレゼン前にしっかり確認作業をするようになりました。

 

著者:上田愛子/30代女性・会社員

 

まとめ

完璧な人間なんていませんし、失敗をすることは決して悪いことではありません。失敗は成長のきっかけになることも。「失敗から何を学び、どう乗り越えるか」という大切なことを伝えてくれるエピソードでしたね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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