夫よ…そんなに焼肉が食べたいか!?
その日も忙しく、子どものお世話に追われていたので、夫に夕飯の一切を任せることにしました。すると、夫は張り切って買い物へ出かけたのですが、なぜか嫌な予感がしたのです……。
夫が帰って来たと思ったら、両手に大きな袋を抱えて「よし! 今日は焼肉だ!」と言って準備を始めました。
とはいえ、子どもたちはまだ幼く、食べ盛りという年ごろではないので、テンションが爆上がりなのは夫ひとり。そんななかで夕飯の焼肉がスタートしました。
先ほど買ってきたお肉が袋からどんどん出てきて、なんと約2kgものお肉が……。しかも、厚切りメインで小さく切っても食べられる硬さではなく……。子どもたちのことを忘れ、自分の食欲の赴くままにお肉を食べまくる夫の姿に、正直ドン引きしました。
小さい子が食べやすいメニューを意識してもらうために、普段から「これは無理だよね?」とか、「小さくしてあげないとダメだよね?」と声に出して夫に伝えるようにしました。子どもたちにも昔話としてこの話をしています。
著者:長沢えり/40代女性・会社員。17歳、16、13歳の娘、15歳の息子、4人の子育てに奮闘している母。運送会社に勤務。結婚18年目。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています