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「和食にしなさい!」七五三、娘の焼肉を却下し我を通す身勝手な義父→すると娘が放ったある質問に、義父は…

娘が心待ちにしていた七五三の焼肉。しかし直前になって義父が「和食にしなさい!」と強要し、私は板挟みに。波風を立てないよう我慢して店を変更しようとしたその時です。娘が放った「一言」を聞いた義父が、言葉を詰まらせて……!?

 

義父「和食」VS 娘「焼肉」の結末は

長女の七五三での出来事です。わが家では、両家の両親も招待し、みんなでお祝いできるよう、行事のたびに食事の席を設けるようにしています。

 

今回も神社や写真撮影の段取りのほか、両家の都合も加味した日程をおさえ、当日の食事の手配も進めていました。主役の娘に何が食べたいか聞くと、目を輝かせて「焼肉!」と言うので、個室のあるお店をリサーチして予約。準備は万端のはずでした。

 

しかし、最終確認のため義実家へ集まった時のこと。義父が突然、難色を示したのです。

 

「俺は和食が食べたい」「和食にしなさい!」「そもそもお祝いといえば和食だろ!」

 

 

孫の希望よりも、自分の食べたいものや、「お祝い=和食」という価値観を優先し、一方的に変更を迫る義父。

 

「でも、今回は娘が焼肉を楽しみにしているので……」と食い下がりましたが、義父は「絶対和食だ!」と聞く耳を持ちません。横にいる義母も「ごめんね。お父さん……言い出したら聞かないから……」と困った顔をするばかり。これ以上、娘の前で揉めるのも避けたい……私は悔しさを飲み込み、「……わかりました。和食に変更します」と答えました。

 

その時です。私の横で会話を聞いていた娘が、義父をじっと見つめてこう聞いたのです。

 

 

「ママ、なんで? じいじの七五三なの?」

 

その純粋すぎる疑問は、静まり返ったリビングによく響きました。 さらに娘は、義父から視線を外さずに続けます。

 

「私が主役なのに、じいじが食べるものを決めるの?」

 

その瞬間、さっきまで威勢の良かった義父が「うっ……」と言葉を詰まらせ、顔を赤くして黙り込んでしまいました。「孫のため」と言いつつ、結局は自分が食べたいだけだということが、娘にもなんとなくわかってしまったのでしょう。

 

義父は何も言い返せず、バツが悪そうに義母の方をチラリと見ました。どうやら「お前からも何とか言ってくれ」と合図を送ったようです。それを受けた義母が、助け舟を出すように明るく笑って言いました。

 

「ほら、お父さん。焼肉でいいって! いや、焼肉『が』いいそうよ」

 

当日は予定通り焼肉店へ。義父は汚名返上とばかりに、せっせとお肉を焼いていました。娘はといえば、目の前の焼肉に夢中で、義父への疑問はどこへやら。「じいじ、あのお肉とって!」と食べるのに大忙しでした。その無邪気な食べっぷりに、義父もようやく安心した顔を見せていました。

 

大人が気を使って言葉を飲み込んでいる中、忖度のない子どもの言葉こそが、一番の解決策になることもあるのだと痛感しました。「波風を立てないこと」ばかり考えていましたが、娘のように素直な気持ちを言葉にすること、そしてきちんと意見を伝えることも大切なのかもしれません。これからは義実家だからとなんでも飲み込まず、こちらの思いも勇気を出して伝えていこうと思います。

 

著者:黒田美紀/40代女性/7歳・0歳の二人姉妹をフルタイムで育てている母。現在育休中。

イラスト:きりぷち

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

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