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「息が…」別れ話をした直後に苦しみだした彼→救急車で運ばれた後、彼の行動の「真実」を知ることに

25歳のとき、私は当時付き合っていた2歳年上の彼と同棲していました。出会った当初の彼はとても穏やかで私の話をよく聞いてくれたり、休日には手料理をふるまってくれたりと、やさしさにあふれていました。しかし……。

穏やかだった彼の変化

同棲生活に慣れてくると、彼の態度が少しずつ変わっていきました。スマホゲームや動画に夢中になるようになり、家事は後回し。気がつけば、私だけが家のことをしていました。そんな日々が続く中で、不満を抱くようになった私は、彼との別れを意識するようになりました。

 

「息が苦しい…」彼が苦しみだして

ある夜、私は思い切って彼に「このまま一緒にいても、お互いのためにならないと思う」と別れを切り出しました。すると彼の顔が突然青ざめていき……彼は「息が苦しい、心臓が痛い」とその場にうずくまってしまったのです。

 

私は慌てて救急車を呼び、彼は病院に搬送されました。不安と罪悪感でいっぱいの中、検査結果を待つことに。彼は担架の上で「別れたくない」と涙ぐみ、その姿に胸が締めつけられました。

 

検査の結果、異常はなく「ストレス性の過呼吸」と診断され、彼はしばらく点滴を受けることに。

 

決定打となる別れ

何事もなくてよかった……と安心したのもつかの間、病院で彼のスマホを充電器につなごうと、彼のスマホを手にしたとき目にしたものに凍りつきました。友人とのトーク画面のままになっていて、そこには彼が「今から仮病で病院に行くわw」「これで別れ話は回避」と友人に打ったのであろうメッセージが表示されていました。

 

私は無言でその画面を彼に見せました。彼は目を逸らしながら「やり直したい」と懇願してきましたが、私の中ではすでに何かが終わっていました。そしてこう告げて彼との関係は終わりにしたのです。

 

「次に呼ぶのは救急車じゃなくて引越し業者だからね」。

 

本当に仮病だったかどうかはわかりません。ただ彼の行為は、私だけでなくいろいろな方の信頼を損なうものだと感じました。仮病だったとしたら、救急隊の方にも、病院の方にもとても失礼なこと。誠実さが感じられない相手との関係は、早めに見極めることが大切だと感じた経験になりました。

 

 

 

著者:桐島千夏/40代女性・母子家庭のママ。フリーのライターとして活動中。恋愛をはじめ、過去の体験談などを執筆している。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)

 

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