上の子が2歳のときに、私は2人目の赤ちゃんを妊娠しました。とてもうれしいできごとではありましたが、まだ幼稚園に通う年齢ではなかった娘のお世話や家事など、悩みもありました。そんな妊娠期を乗り越えた方法を紹介します。
上の子の室内遊びを工夫! 室内でも活発に楽しく
2人目の妊娠が判明し、つわりの症状がピークに達したときは、体調不良であまり外出することができませんでした。そのため、2歳の娘は毎日おうちで室内遊び。それでは退屈してしまうと思い、もっと活発に室内遊びができるよう工夫することにしました。
娘はすべり台が大好きだったので、部屋の中にクッションや布団を重ねて、すべり台風のお山をつくりました。低めに作れば転ぶだけでも楽しそうで、私も横になりながら見守ることができました。娘が踊りながら歌っているときは、その様子をスマホの動画モードで撮影して見せてあげると、とてもうれしそうな様子。まるでコンサートのように楽しんでいました。
つわりでつらい食事作りは娘と一緒に乗り切る!
つわりの影響で食べ物のにおいに敏感になっていた私は、食事作りも満足にできませんでした。そんなときは、冷凍食品を活用しながら、娘と一緒にサンドイッチなどをよく作っていました。ちょうどおままごとが大好きな年ごろの娘は、夢中になってお手伝いをしてくれましたよ。
私自身、普段通り食事を作れないことに落ち込んだりもしましたが、逆に娘にとっては料理や食材に興味を持ついい機会になったと思います。そんな娘の姿に私も励まされていました。
パパや家族の協力でゆったりする時間をもらった
そのほかにも、パパが休みの日には、できるだけ娘と一緒に義実家に遊びに出かけてもらい、私がゆったりと過ごす時間をつくってもらいました。まる1日ではなくても、午前中から出かけてお昼ごはんを食べて帰って来てくれる……それだけでもとても助かりました。
娘も私以外の家族と過ごす時間が増えたことで、ママにベッタリだった状態から卒業することができました。おばあちゃんたちも頼られることをうれしく思ってくれて、妊娠前より私との距離も近くなったように思います。
ママが笑っていると、子どもも笑顔になります。当たり前のことですが、つらいときは無理をしないことが一番だと再認識しました。それが心の余裕につながり、つわりでつらい時期も肩の力を抜いて、おなかの中の赤ちゃんの成長を見守ることができるようになりました。
著者:あさひののか
一男一女の母。出産を機に販売職を退職し、現在は専業主婦。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。