朝はできる限り寝ていたい!育児や家事に追われてスキンケアの時間が取れない!そんな皆さんのために、朝時間が増える選りすぐりの時短コスメを試してリポートします。今回は洗顔不要で即メイクできるシート3品をお試ししました。
洗顔から下地まで60秒で完了「サボリーノ 目ざまシート」
寝起きの顔に60秒貼るだけで洗顔、スキンケア、化粧下地までできる「サボリーノ 目ざまシート」。数々のベストコスメを受賞し、2018年にはなんと50冠を達成している時短コスメの代表的な存在です。セイヨウハッカ葉エキスやグレープフルーツ果皮油などの保湿成分を配合しています。
今回使用するのは、しっとりタイプの黄色の目ざまシート(5枚入り・421円)。1枚あたり84.2円。
目のフタになる部分がなく、すぐに貼れるのがいい!
シートは目のフタになる部分(目のまわりの切り抜きの垂れ下がり部分)があると、そこを広げて目のサイズに調節して貼る手間がありますが、その手間が忙しい朝は命取りになる可能性が……!
でも、サボリーノなら目のまわりが目の形で切り抜かれているのでシートから取り出してパパッと貼ることができます。目のキワまできれいに貼ることができ、密着感も問題ナシ!シート自体は厚みがあるので、しっかり保湿されている感じがあり、肌がすぐに乾燥するということはありません。
1枚で7役!55秒貼ればOK「ボタニカルエステ シートマスクモイスト」
20種類以上のボタニカル成分を凝縮したシートマスク「ボタニカルエステ シートマスクモイスト」。55秒マスクするだけで、洗顔、化粧水、美容液、乳液、クリーム、パック、機能性ケアの7ステップができるというもの。国産の天然コットン100%を使用しています。
今回使用するのは、朝用の時短マスク(5枚入り・421円)。1枚あたり84.2円。
シートを広げるのに手間取ってしまうのが難点!
目ざまシートとは違い、シートは目のフタになる部分(目のまわりの切り抜きの垂れ下がり部分)があるのでそれを広げて、さらに目のサイズに合わせて貼るのが手間取ってしまいました。
目ざまシートが貼るのは60秒で、シートマスクモイストは55秒と5秒短いですが、貼る手間を考えると時間は同じくらいか、それ以上かかるかもしれません。シートは薄めですが保湿の物足りなさは感じませんでした。レモンの香りがさわやかでした。
ふくだけで保湿・角質ケアも「ズボラボ 朝用ふき取り化粧水シート」
ふき取りタイプの化粧水シート「ズボラボ 朝用ふき取り化粧水シート」。浸透型ヒアルロン酸や3種のセラミドなどの保湿成分を配合。また、古い角質や毛穴汚れをオフするAHA(リンゴ酸)と肌荒れ防止成分を配合しています。
今回使用するのは、しっとりタイプ(35枚入り・918円)。1枚あたり26.2円。
薄めのシートだけど1枚で十分ふき取れ、肌がさっぱり!
ふき取りタイプなので、10秒くらいしか時間がかからず、かなり時短できます。角質をオフできるので肌がさっぱりして、化粧のりもいい感じがします。前日の夜の洗顔で落としきれなかったアイメイクなどもふき取れるのもいい感じでした。
肝心の保湿はシートマスクよりは保湿された感はないですが、とくにカサカサすることはありませんでした。筆者はオイリー肌なのでとくに乾燥は感じませんが、このシートを愛用中で乾燥肌の友人も乾燥しないとのことなので保湿は問題なさそうです。1枚あたり26.2円とコストパフォーマンスがいいのもうれしいポイントですね。
洗顔不要で即メイク顔に!常備しておくと安心
シートを使ってみる前は洗顔不要で化粧水、乳液、下地までの機能が本当に得られるの?と半信半疑でしたが、使い心地がよく、さわやかな香りもして朝の目覚めもすっきり!全然問題ありませんでした。朝、洗顔しなくていいというのはかなりポイントが高いですね。
普段使いではなくても、早起きしなければいけない日、寝坊した日のためなどいざというときのために常備しておくと安心かなと思いました。
とにかく時短が命の方はふき取りタイプのシート「ズボラボ 朝用ふき取り化粧水シート」、時短も大事だけど保湿もしっかりしたい方はシートマスクの「サボリーノ 目ざまシート」を使ってみるといいかもしれません。
著者:吉川えみこ
雑誌やWEBなどで美容・健康について執筆中のコスメ大好きライター。とくにプチプラコスメに目がなく、日々名品コスメとの出会いを求めてパトロール中。
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