「え…」駅の和式トイレに入って思わず硬直。サニタリーボックスの上に置かれていたのは…

私は初潮を迎えたとき、母から「使用済みナプキンは汚れた面を内側にしてくるくる丸め、包装紙に包んでしっかりテープを止めて捨てましょう」と教わりました。そのため、生理の経験がある人はみんな、サニタリーボックスの使用マナーを身につけていると思っていたのですが……。

 

先日、駅のトイレで衝撃の光景を目にしたのです。

 

和式トイレの個室に入ると、使用済みナプキンがそのままベロンとサニタリーボックスの上に捨てられていました。ナプキンについた経血も丸見えで、私は思わず硬直。

 

すでにサニタリーボックスがパンパンになっていたことから、その上に置きっぱなしにしてしまった……のかもしれません。包装紙に包んでいたものの、取れて開いてしまったのかもしれませんが、衝撃的な光景に私は言葉を失ってしまいました。

 

また、和式トイレだったので、しゃがんだ目の前にその光景が広がっていて複雑な気持ちに。とはいえ、自分で処理をする気にはなれず、申し訳ない気持ちでトイレをあとにしたのでした。

 

最近の公共施設の女子トイレは、サニタリーボックスに赤外線センサーが付いていて、手をかざすとフタが開閉するタイプも増えています。ただ、まだまだ昔ながらのサニタリーボックスも少なくありません。みんなが気持ちよくトイレを使うために、サニタリーボックスの使用マナーは大切だなと改めて感じた出来事でした。

 

 

 

著者：新谷けご／40代女性・2013年生まれの娘、2015年早生まれの息子と夫の4人暮らし。年子育児に振り回されっぱなしの毎日。
イラスト：マメ美

 

監修：助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科（助産学専攻）卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています