義実家のリビングから“声”が聞こえて…?
リビングの扉が少し開いていて、隙間から「はぁ〜、いいわ〜」という声が聞こえてきました。「え…何?」と思いながらのぞいてみると、夫が義母の膝の上で寝ていたのです。
どうしよう……と思いつつも、部屋に入らないわけにもいかず、「お先に上がりました!」と大きめに声をかけました。すると夫はサッと起き上がり、まるで何事もなかったかのように振る舞っていました。「え、今のは?何してたの?」と気になりましたが、聞けずじまい。心の中では「もう結婚してるんですけど!?」と叫んでしまいました。
後からそれとなく探ってみると、どうやら義母が夫にマッサージをしてあげていたようです。マッサージ自体は別に問題ないのですが、私がいないときにマッサージしたり、ネットを見ながら楽しそうに夫の洋服を選んだりしていることがあり……。
以来、夫と義母が2人でリビングにいるときは、わざとガサガサと音を立てて「今から入りますよ」アピールをするようにしています。義母は「あなたも凝ってるんじゃない?マッサージしてあげるわよ」と言ってくれますが、どうしても遠慮してしまいます。
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義実家で過ごす時間は気を使う場面が多く、ちょっとした出来事でも「これって普通なの?」と戸惑ってしまうことがありますよね。特に家族同士の距離感やスキンシップの仕方は家庭ごとに大きく違うため、踏み込みづらいテーマでもあり……。
気になることがあれば、責めるのではなく「私はこう感じたよ」とやんわり伝えてみることも大切。お互いの距離感や心地よい関わり方をすり合わせることで、義実家での時間が少しラクになるといいですね。
著者:松岡えみ/40代 女性・主婦。2歳のお転婆娘を育てる母。甘いお菓子を食べる時間が癒やし。
イラスト:しおん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)