義母の言動にモヤモヤ…思わず声を荒げた結果
義母が勝手にベビーベッドの場所を移動しているのを見つけ、思わず「勝手にしないでください!もう結構です!」と強い口調で言ってしまいました。すると義母は驚いた顔で、「ごめんなさい。あなたの体が心配で……。私、出産直後に家具につまずいて転んだことがあって、赤ちゃんもケガをしそうになって……。それ以来、片づけや掃除が気になって、つい口うるさくなっちゃって」と申し訳なさそうに話してくれました。
義母の言葉を聞き、初めて“嫁いびり”ではなく、自分の経験から心配してくれていただけだと気づきました。それからは「ありがとうございます」「気をつけますね」と素直に受け止めるように。義母も私の気持ちに気づいたのか、必要以上に口を出さなくなり、以前より良い関係になりました。
不安を抱えたまま我慢するのではなく、素直に伝えることの大切さを学びました。今では何でも相談できる関係になり、疑うよりもまず話してみることで、距離がぐっと縮まるのだと実感しています。
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妊娠中は心身ともに不安定になりやすく、周囲の言動が必要以上に負担に感じられることもありますよね。特に義母との関係は、お互いの遠慮や思い込みが重なって、気持ちがすれ違いやすいもの。今回のように、気持ちを伝えたことで相手の本当の思いや背景が見えてくることもあります。誤解や不安を抱え込む前に、勇気を出して言葉にしてみるのもひとつの方法かもしれませんね。
著者:坂本 彩/30代 女性・会社員。4歳の女の子を育てる母。趣味は音楽を聴くこと。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)