非常識な義母の問題行動
過干渉で、非常識で、虚言癖ありのとんでもなく厄介な義母と同居する私。毎日、本当に困っています。
許しがたい事件が起こったのは、ある朝のこと――。












「ユリさーん。起きましたよー? お茶まーだー?」
義母は起きてきて早々、ユリさんにお茶を要求し、朝食のトーストを食べながら、「マヨネーズ取ってー!」と言いつけます。
ユリさんが義母にマヨネーズを渡したあと、洗い物を終え、ふと義母を見ると、なんと義母はマヨネーズの口を直接ペロッと舐めたのです……!
「汚いです!! やめてください……」
震える声で注意するユリさんに対して、義母は反省するどころか、「私が汚いって言うの!?」と逆ギレ。
さらには「私はキレイよ!! アンタと違って虫歯もないし、毎日キレイに洗ってるわよ!!」と暴論を展開。ユリさんは義母が舐めたマヨネーズを無言でゴミ箱へ捨てました。
そんな衝撃的な光景がフラッシュバックして、パート中も仕事が手につかないユリさんは、夫・ケンさんに相談します。
すると、潔癖症のケンさんは、「はぁぁぁああ!? な、舐めた!?」と会社で絶叫。義母の問題行動に対して、ケンさんはユリさん以上に激怒し、絶望したのでした。
◇ ◇ ◇
衛生観念のズレは生理的な嫌悪感に直結するだけに、家族間でも譲れない深刻な問題です。しかし、「自分は絶対に正しい」と思い込み、指摘されると被害者意識を持ってしまう……そんな相手と話し合いをするのは至難の業。共同生活において、最低限のルールやマナーを守れない相手とは、無理に歩み寄ろうとせず、毅然とした態度で線を引く勇気も必要かもしれませんね。
親しき仲にも礼儀ありと言いますが、同居生活では特にお互いの衛生観念や生活リズムへの配慮が必要不可欠ではないでしょうか。自分の常識を疑わず、相手の不快感に寄り添えない人との生活では、心をすり減らしてしまいます。小さなことでも違和感は放置せず、きちんと話し合い、早めに対処するよう心がけたいですね。