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やめさせたい…遊び食べをする赤ちゃんに対応するときの3つのポイント

この記事では、離乳食インストラクターの中田馨さんが食べ物で遊びだす赤ちゃんにママができるポイントを紹介しています。おなかがすいていないかもしれないので生活リズムを見直す、きれいに食べられなくてもOKと割り切る、食事を切り上げるルールを決めておく、の3つです。

遊び食べをする赤ちゃんのイメージ

 

こんにちは。離乳食インストラクターの中田 馨です。9~11カ月ごろ(離乳食後期)以降になると、自分で離乳食を食べられるようになってきます。自分の手を使い、手づかみ食べやスプーンやフォークを使って食べるようになってくるこの時期。赤ちゃんは、自分で食べることは楽しんでいます。

 

でもそのうち、食べ物がおもちゃになって口に入らず遊び始める子も出てきます。そんな赤ちゃんへのアプローチ方法をお話しします。

 

ある程度自由にさせてOK、とことん付き合ってみて

食べ物だから、食事だから、しつけだからと考えると、食べ物で遊ぶ姿はよくないと大人は感じてしまいますね。わかります。その線引きって本当に難しいです。

 

でも、赤ちゃんにとって食事は遊びや発見の1つなのです。食べ物の感触や温度を確かめながら触っています。なので、ある程度は赤ちゃんの興味関心に任せて、とことん付き合ってあげることも大切です。

 

遊び食べをする赤ちゃんにどう対応したらいいの?

遊び食べする赤ちゃんにとことん付き合うと言っても、どうすればいいのか戸惑うと思います。そこで、どう対応すればいいのか3つのポイントをお伝えします。

 

・ママのおなかのすく時間と赤ちゃんのおなかのすく時間は違う

ママと赤ちゃんのおなかのすく時間は違います。遊んで口に中になかなか入らないときは、まだおなかがすいていないのかもしれません。生活リズムが整っているかを見直してみてください。

 

・きれいに食べなくてOK

食べている最中も、食べたあとも、食べ残しなくキレイに食べられないのが当然と思ってください。

 

・ママの中の「ここまでライン」を決める

ママにとっての「ここまでやったらストップさせる」というお家ルールを決めてみましょう。

 

 

食べ物で遊びだすのは成長発達の証で、ほとんどの赤ちゃんが通る道です。赤ちゃんの興味関心を大切にしながら食事のサポートができるといいですね。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    保育士中田馨
    一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長

    0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!

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