「見て見て！かわいいだろ？」夫が買ってきたのは……
4歳の娘を保育園に預けながら共働きをしている我が家。その日、夫が仕事帰りに「娘にいいもの買ってきた！」と上機嫌で帰宅しました。
袋から出てきたのは、ヴィンテージ風の加工が施されたデニムパンツ。膝の部分がおしゃれに破けたようなデザインで、さらにスタッズまでついています。
「センスいいだろ？」と得意げな夫。
……いや、ちょっと待って。
たしかにおしゃれかもしれないけど、膝が破けてたらひっかかって危ないし、スタッズがついてる服なんて、そもそも保育園には着ていけません。保育園では“装飾のない動きやすい服”が基本ルールなんです。
「1万円に負けとくよ」に怒り爆発
正直モヤッとしましたが、夫が娘のために選んでくれたんだし……と気持ちを抑えていたんです。でも、次の夫の一言で私の怒りは爆発しました。
「子どもの服は家計からだよね。これ、1万円ちょいだったから1万円に負けとくよ」
……は？
私は普段、フリマアプリを駆使して娘の服を少しでも安く手に入れようと頑張っているんです。保育園では着替えが大量に必要だから、洋服代はできるだけ量にまわしたい。だからこそ節約しているのに……。
保育園に着ていけない服に1万円って、何着分の着替えが買えると思ってるの！
最終ジャッジは娘だった
険悪なムードの中、とりあえず娘に着せてみることに。すると娘は一言。
「これ着にくいし、かわいくない。着たくない」
まさかの全否定に、夫はガックリとうなだれていました。
娘よ、ナイス判定……！とは思いつつも、しょんぼりする夫を見て少しかわいそうになり、「今度はみんなで一緒に買いに行こうね」とフォローしておきました。
夫婦でお金の価値観をすり合わせるって、本当に大事ですね。とりあえず“保育園で着られる服”のルールは、夫にしっかり共有しようと心に誓いました。
※AI生成画像を使用しています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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