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警察「自転車!止まって!」登園中、パトカーに追跡され心臓がバクバク→違反してないはず…!警察が指した先には

朝はいつも時間との戦いです。この日も例外なく、私は自転車に子どもを乗せ、保育園へ向かっていました。

登園中、警察に呼び止められドキッ!

すると背後からパトカーに乗ったお巡りさんが何かを呼びかけている声が聞こえてきました。私は急いでいたのでよく聞き取れず、そのままペダルを漕ぎ続けているとパトカーがどんどん近づいてきたのです。そしてはっきりと「前の子どもを乗せている青い自転車の方、止まってください!」という声が聞こえてきたのです!その言葉に「私だ!」と心臓がバクバク。違反などしていないはずですが、慌てて路肩に自転車を停めました。パトカーも私の真横でピタリと停車し、中から制服のお巡りさんが出てきました。

 

「一体何だろう?」と緊張している私に、お巡りさんは自転車の荷台の横を指差し、「お子さんの座布団ですか?」とひと言。なんと、走行中に子どもが座っていた後ろの座席用の「赤い座布団」が、風に煽られて今にも落ちそうになっていたのです。私は安堵とともに恥ずかしくなりました。お巡りさんは「危ないですからね」と笑顔で声をかけてくださり、急いでいる私に気を遣ってすぐにパトカーに戻られました。

 

◇ ◇ ◇

 

お巡りさんにご厄介になることなんて早々ないだろうと思っていましたが、思いのほか身近にそのタイミングはあるんだなと思いました。忙しいパトロール中にもかかわらず、そそっかしい私のためにご親切に教えていただきありがたいなと思いました。

 

 

著者:吉井春香/40代女性・会社員/ 小3娘を育てるワーママ。最近娘が秘密主義者になり、ちょっと距離を置かれて寂しい。

 

イラスト:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

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