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夫への文句「家事もっとやって!」を義実家LINEに誤爆→既読2…青ざめて待つこと3分、義母から届いたのは…!?

子どもが2歳で、イヤイヤ期真っただ中の、バタバタしていたころのことです。夫への強烈なダメ出しLINEを、あろうことか礼儀に厳しい義実家グループに誤爆してしまいました。 送信取り消しも間に合わず、無情にもつく「既読」の文字。「人生終わった」と絶望して震える私。すると、義母から返ってきた一言は————。

 

夫に送るはずが…義父母に送ってしまった!?

夫に送るはずだった「最近家事あんまりやってくれないよね?もっとやってよ!」という、かなり強めな愚痴メッセージ。それをあろうことか、義父母や義姉も入っている「義実家グループ」に送信してしまいました。

 

よりによって、です。私の義母は、礼儀やマナーに厳しく、家事も完璧にこなすタイプ。普段から少し背筋が伸びるような相手です。

 

送信ボタンを押した直後、画面のグループ名を見て凍りつきました。「間違えた!」と思い、あわてて送信取消をしようと指を動かした、その時です。

 

メッセージの横に「既読2」の文字がついたのです。

 

「終わった……」 心臓が口から飛び出しそうになり、頭の中が真っ白になりました。あんなに品格のある義母に、生活感丸出しの嫁の愚痴を見られてしまった。「品がないと軽蔑されたに違いない」と、冷や汗が止まりません。

 

 

もう消しても手遅れです。私は震える指で「お……お義母さん、お義父さん! すみません! 送信先を間違えてしまいました!」「今のは夫に送ったつもりで……」と打ち込みました。

 

すぐに訂正文にも既読がつきましたが、グループは静まり返っています。この沈黙が何より怖いのです。義母が冷たい目でスマホを見ている姿が脳裏をよぎりました。

 

その重苦しい沈黙を破ったのは、通知音と共に表示された義母からのメッセージでした。

 

「〇〇(夫)、あなた仕事にかまけて家をおろそかにしているの? 私の教育不足ね。今度顔を見せなさい」

 

短く、しかし有無を言わせぬ強烈な一撃。まさかの援護射撃でした。それに続いて義姉からも「お母さんがこう言ってるし、〇〇(夫)どんまい(笑)」とスタンプが届き、張り詰めていた緊張が一気に解けました。怒られるどころか、私の味方をしてくれたのです。

 

 

後日、夫は義母からこっぴどく絞られたらしく、家事にも協力的になりました。この一件以来、送信前の指差し確認は欠かせない習慣です。けれど、完璧で怖いと思っていた義母の、意外な人間味とやさしさに触れられたことは、義母との距離を縮めるきっかけになりました。今では以前よりも、少しだけ心を開いてお付き合いができています。

 

著者:嶋崎佳奈/30代女性/育児と仕事で大忙しな毎日を過ごしているアラサーママ。最近の趣味はピラティス。

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年10月)

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