義母「これで拭いてね」言葉を失ったワケ
すでに誰かが使った形跡のある湿ったバスタオルでした。驚いて「私のはどこですか?」と聞くと、「バスタオルは家族みんなで1枚よ。洗うのが面倒だから」とあっさり言われ、衝撃を受けました。ためらいながらそのタオルで体を拭いたときの、あのざわついた気持ちは今でも忘れられません。
帰宅後、夫にそっと相談すると「昔からそうなんだ。普通だと思ってた」と笑われ、さらに驚いてしまいました。後日、夫にお願いして私用のタオルを持参することに。すると義母が「気付かなくてごめんね。今度からは別のタオルを用意するね」と言ってくれました。
義実家のルールに無理に合わせる必要はないのだと学び、我慢しすぎずに相談してみることも大切だと感じた出来事でした。
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家庭ごとのルールは、外から見ると驚いてしまうこともありますよね。特に義実家との付き合いでは、「郷に入っては郷に従う」と無理をしすぎてしまいがちですが、心や体に違和感を覚えたときは我慢する必要はありません。今回のように、思い切ってパートナーに相談することで、状況が改善することも。無理に合わせるよりも、自分の気持ちを大切にしながら少しずつ歩み寄っていきたいですね。
著者:原田さき/30代 女性・会社員。3歳の娘を育てる母。趣味は映画鑑賞と旅行。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)