ここで出番です!陣痛タクシー
そして時は過ぎ…。
その日はなんだか、朝から体がだるかった。
22時頃帰宅した夫に、何か軽く食べたい、と言われたが、料理するのがすごく辛い。
それでも、なんとかチャーハンを作り、もう一度、ベッドにもぐりこむ。
夜中の1時過ぎ。
陣痛"らしき"ものが襲ってくる。
(初めてなので、陣痛がどんなものなのかわからないのです!)
しかも、5分~10分ごとにやってくる。
これはまさに、生まれる前に起こるといわれている陣痛!と確信し、産院に連絡。
「すぐに来てください」と言われ、ここで出番です!陣痛タクシー!
専用ダイヤルに電話するとすぐにつながり、すでに自宅住所も登録しているので迎え先を細かに聞かれることもなく「10分ほどで伺います」と言って電話が切れた。
そして、10分後、スムーズにタクシーが到着。
ウキウキして妊娠8か月くらいから用意していた入院グッズを抱え込み、タクシーに乗車。
タクシー自体は普通のタクシーでちょっと拍子抜け。
出産予定の産院もすでに登録してあるので、行先を細かくに伝えることもなし!
丁寧な運転の元、スムーズに産院に到着した。
またまた出番です!陣痛タクシー
産院に到着したものの、確実に陣痛が起こってはいるが赤ちゃんは全くおりてきていないとのこと。「入院して赤ちゃんがおりてくるのを待ちましょう」ということになった。
朝10時。
再度、子宮口のチェック。
「まだまだ全然、おりてきていませんね。子宮口もまだまだ開いていません。院内を歩いて運動してください。」
朝から陣痛が痛くて、すごく汗をかいていたので、「シャワーを浴びに家に帰ってもいいですか」と聞いてみた。
「うーん、あまりおススメしないですけれど、いいですよ。何かあったら途中でも戻ってきてくださいね」
そして通常片道20分の産院から家までの道のりを、陣痛の痛さに耐えながら1時間かけて帰宅。
シャワーを浴びてすっきりしたものの、陣痛が痛くて、再度1時間かけて歩いて病院に戻る気がおきない。
そこでまたまた出番です!陣痛タクシー。
今回もスムーズに電話がつながり、スムーズに病院まで到着。
タクシーがすぐにつかまるというのは気分的にもストレスがなくて、非常におススメなサービスでした。(TEXT :ぴろこ)