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「あなた、元気でしょ」持病の発作で病院へ。医師が開口一番に放った言葉。義母の猛プッシュで受診した結果

私は小さいころからの持病があります。日常生活には支障がないものの、年に1〜2回ほど、発作が出ることがあります。 結婚を機に、東日本から西日本へ引っ越すことになり、新天地でまず最初におこなったのが「かかりつけ医を探すこと」でした。

 

良いかかりつけ医との出会い

早速調べてみると、新居のすぐ近くの徒歩で行ける距離に病院を見つけました。口コミはあまり多くなかったものの評価は悪くなく、引っ越して最初の発作が起きたときに思い切ってその病院へ行ってみることに。気さくな医師がとても丁寧に対応してくださり、不安な気持ちが和らいだのを今でも覚えています。それ以来、その病院にお世話になることに決めました。

 

義母との会話で…

ある日、義実家を訪れた際、かかりつけ医のことを義母に話すと、意外な反応が返ってきました。

 

「その先生は信頼できないわよ」

 

驚いて理由を聞くと、義母は 「だってその先生、地元の国公立大学の医学部出身じゃないでしょ?」 と言いました。 私はその先生が、日本でも有名な大学の医学部出身だと聞いていたので、それを伝えると

 

「そうね。でも地元の大学じゃないわよね。 地元の大学を出た先生が、地元の人のことをちゃんと考えてくれるのよ」

 

義母の言葉には、それ以上の明確な根拠はありませんでした。ただ「そういうものだ」という思いが強くあるようでした。私にはどうしてもふに落ちませんでしたが「義母にとってはそれが当たり前なのだろう」と受けとめ、深入りして理解しようとするのはやめることにしました。

 

 

義母の勧める病院へ

ただ、それからというもの、義母に会うたびに「地元の大学出身の先生がいる病院」に行くよう勧められ続けることになってしまったのです。 発作は本来ないほうがありがたいはずなのに「早く発作が出てくれたほうが義母の圧から解放されるのでは……」とまで思うようになってしまいました。

 

そしてある年の暮れ、ついに発作が起きたのです。義母おすすめの病院について事前に調べたところ、病院の口コミは決して悪くはないものの、低評価と高評価が真っ二つに分かれていることに少し不安がありました。しかし「これで義母の“猛プッシュ”も終わるかもしれない」と思い、受診に踏み切りました。

 

年末で混雑する中、ようやく順番が回ってきて症状を説明しようとしたそのとき、医師が開口一番、

 

「あなた、元気でしょ」

 

あまりに唐突な言葉に「え?」と声が漏れました。驚きながらも発作の症状を話し始めると、医師はやや食い気味に 「歩けるんでしょ? じゃあ、歩けなくなったら来て」と。それで診察は打ち切り。薬も処方されず、診療はあっさりと終わってしまいました。ぼうぜんとしながら、私はすぐに、いつものかかりつけ医の元へ向かいました。

 

義母には「私の持病は先生のご専門ではなかったようです」とだけ伝え、それ以降、病気や病院の話はあえてしないようにしています。また、親戚の医師にこの出来事を話すと、「田舎ではたまにそういうこともあるよ」と静かに言われました。

 

まとめ

この出来事で、私は「どこの出身か」や「どんな肩書きを持っているか」だけで物事を判断するのは、とてももったいないことだということを実感しました。私もつい「誰が言ったか」で判断しそうになることがありますが、そういうときこそ「何を言ったか」に目を向けて、物事の本質を見極め、自分の頭でしっかり考えて行動していきたいと思います。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:遠藤ちよ/30代女性・主婦

イラスト/さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年11月)

 

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