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義実家で「豪華カニ鍋」に喜んだのも束の間、口の中でジャリジャリ。でも…ひとりで全部完食したワケは

義実家に帰省したときこと。「せっかく来てくれたし、年末だし奮発しよう!」という義父の提案で、大きなカニをたくさん買ってきてくれたのですが……。

義実家の豪華な“カニ鍋”にモヤッと…

カニ鍋として食べる予定だったため、「解凍はそんなにしなくてもいいから」と聞き、てっきりすべて鍋に入れるのだと思っていました。

 

ところが実際には、凍ったままのカニが半分ほどそのまま食卓に並び、義母が「どんどん食べて!」と言い出したのです。さらに「息子やほかの人はあまりカニが好きじゃないから、嫁ちゃんがいっぱい食べてね!」と言われ、私は凍ったままのカニを食べ続けることになりました。

 

 

義両親に気を使ってはっきり言えず、「おいしいです!贅沢ですね!」と笑顔で答えながら、冷たいカニをぼりぼり、ジャリジャリ食べていたのを覚えています。本当は、せっかくの高級なカニを、きちんと解凍された柔らかい状態で味わいたかった……と、今でもふと思い出すことがあります。

 

当時はまだ子どもはいませんでしたが、今では2児のママになり、私も少し強くなりました! 年末になるたびに、「今なら自分の意見を伝えて、もっとおいしく食べられるのにな」と思い返してしまいます。

 

◇ ◇ ◇

 

当時は言えなかったひと言も、環境や立場が変わることで伝えられるようになったりしますよね。自分の気持ちを言葉にできるようになることも、関係を続けていくうえで大切なのかもしれませんね。

 

著者:村上さやか/30代 女性・主婦。2人育児に奮闘中のママ。毎日がバタバタ。

イラスト:あやこさん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年12月)

 

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