子育てをしていて、パパに手伝ってもらいたい場面はたくさんあると思います。しかしいざ、手伝ってもらおうとすると、気乗りのしない返事をされてしまったり、やってくれたとしても、思った通りにやってくれなかったり……。パパにお願いすること自体がストレスになってしまうことも。できるだけ効果的にパパにお願いする方法とは?
要点をはっきり伝える
ついつい、手伝いをお願いする前に「わたしばっかりやって、ちょっとはあなたもやってよ」というような愚痴から始めていませんか? 誰でも、愚痴から始まるとその後は聞きたくなくなりますよね。
「おむつを代えてください」「お湯を温めてください」など、やってほしいことの要点を伝えるようにしましょう。
「○○さんのパパはあんなこともやってくれるんですって」というようなお願いすること以外の情報も、シャットアウトです。
主語は「わたし」にする
要点をはっきり伝えるということにも関連しますが、「あなたはゴロゴロしているだけなんだから、手伝ってよ」というように、パパを主語にするのは避けましょう。
ゴロゴロしているだけかどうかはパパが決めること。パパもこのように言われたら「疲れを癒やしているんだよ、うるさいな」と返してしまいたくもなります。
「わたしは今、どうしても手が放せないので、手伝ってくれないかしら」というように、お願いするときは、あくまでも自分を主語にしましょう。
数は少なく、初めてのことは時間のあるときに
一般的に脳科学の分野では、男性はシングルタスクが得意とされています。
ひとつのことに集中するのは得意ですが、一方で同時進行で物事を動かすことは苦手といわれています。
ただでさえ、慣れない育児について一気にたくさんお願いすると、やり忘れがあったり、一つひとつのことが荒くなったりしがちです。パパにお願いすることは、なるべく慣れているものにしぼり、あまりやったことがないこと、初めてお願いすることは、パパの時間があるときにお願いするようにしましょう。
初めてのことだらけで猫の手も借りたい状況でパパがスムーズに手伝ってくれたら、ママの負担も少しは減るはず。上手にお願いして、ラクに家事をすすめましょう。