天気がよく仕事のない日には、家族で外に出かけることの多いわが家。今でこそお出かけ前に私がイライラすることはほとんどなくなりましたが、娘が生まれてからしばらくはお出かけ前のたびにイライラしたものです。今回は、私がお出かけ準備のときにパパに感じたことや伝えていたことを紹介します。
「まだ準備できないの?」は禁句
私がお出かけ前によくイライラしていた原因の1つが、夫の「俺はもう行けるよ! まだ準備できないの?」という発言です。自分の準備だけをすっかり整えた夫に対し、「子どもの準備もしなければ出かけられないでしょ!」と強い口調で言い放ったことが何度あったことか……。父親になりたてのときは「まだ? と言う前に他に何か準備ある?と聞いて!」とパパに伝えていました。
持って行く荷物はたくさん!
子どもの年齢にもよりますが、子どもとお出かけするときに必要な荷物はたくさん。育児用ミルクを飲む場合は粉ミルクや哺乳瓶、作るための水分が必要になりますし、離乳食を食べる時期であれば離乳食や食器、おやつも必要です。おむつやゴミ袋、汚れたときの着替え数着分、抱っこひもなど、細かいけれど忘れると出先で困る物も欠かせません。季節によっては帽子などの日除け対策や虫除け対策なども必要です。
車での移動が主でしたが、場所によってはベビーカーやお気に入りのおもちゃなどが必要になることもありました。パパにはこれだけ必要な物があること、そして外出時にはその準備が必要なことをわかってほしかったので、慣れないうちは用意してほしい物をその都度伝えて一緒に準備してもらいました。
ママにも準備をさせて
パパと子どもの準備が終わったら、今度はママの準備! 子どもとママだけの外出では、なかなか準備に時間をかけることができません。着ていく洋服に悩んだりお化粧したりと時間がかかっても、急かすのではなく大目に見てもらえるとうれしいです。さらに欲を言えば、出かける前に子どもがうんちやおしっこをしていないかおむつの確認をしてもらえると助かるので、私はお出かけ前のおむつチェックをパパにお願いしていました。
わが家では娘が小さいころからパパに言い続けたところ、今では娘が外で遊ぶおもちゃやお出かけ前のトイレ確認など率先してしてくれるようになりました。おかげで家族でのお出かけは、楽しい気持ちで出発することができています。
イラストレーター/Michika